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憲法を毎週論じるのは「サルがやることで蛮族」?互いに敬意を持って積極的な議論を!

日々のこと

こんばんは、音喜多駿(日本維新の会 参議院議員 / 東京都選出)です。

本日は参議院憲法審査会・幹事懇談会(委員会前の下打ち合わせ会・非公開)が行われました。

ほぼ毎週開催されている衆議院の憲法審査会に比べて、参議院側は低調。今日も衆議院側の議論に対して冷ややか、あるいは慎重な意見が与野党双方から出ており、嫌な雰囲気だなあと思っていたのですが。

>参議院の憲法審査会での議論をめぐって、野党側の筆頭幹事を務める立憲民主党の小西洋之議員は「審査会の毎週開催はサルがやることで、蛮族の行為だ」と述べました。

>幹事懇談会のあと、野党側の筆頭幹事を務める立憲民主党の小西洋之議員は、記者団に対し「参議院では、毎週開催はやらない。毎週開催は、憲法のことを考えないサルがやることだ。何も考えていない人たち、蛮族の行為で、野蛮だ」と述べました。(中略)

>そのうえで「憲法をまじめに議論しようとしたら、毎週開催はできるわけがない。衆議院の憲法審査会は、誰かに書いてもらった原稿を読んでいるだけだ」と述べました。

野党筆頭幹事の小西ひろゆき議員が、終わった後の記者会見で問題発言をされていたようです…。

小西ひろゆき議員は平場で話すと極めて理性的な先輩議員であり、こちらは正規の囲み記者会見後のいわゆる「オフレコ」の場で発言されたもののようで、個人的に一定の同情心はあります。

ただ例示や発言が言語道断・極めて不適切であることは間違いなく、野党は先日の首相秘書官の「オフレコ発言」を糾弾していたことを考えれば、猛批判に晒されることは避けられないでしょう。

当然のことながら、毎週真摯な議論を重ねている衆議院・憲法審査会の所属議員たちからは怒りの声が渦巻いています。

まったくの同感ですし、毎週議論するから「蛮族」という主張は理解しがたいという他ありません。

速報した産経・フジのみならず、NHKにまで挑んでいく小西ひろゆき議員…報道の自由を守るために、総務省と高市早苗大臣と闘っていた姿勢と真逆の方針へ。。

クールダウンすれば理性的な方でありますので、ぜひ軌道修正をしていただき、参議院憲法審査会でも建設的な意見交換ができればと願うばかりです。

折しも明日には維新・国民民主・有志の会の3党派で、ここまで議論を積み重ねてきた緊急事態条項のついて、その一部の「条文案」を正式発表させていただく予定です。

もちろん我々はサルでも蛮族でもなく、国の未来と憲法のあり方を憂うからこそここまでやってくることができました。

「論憲」などという言葉を弄しながら、結局は消極的で不甲斐ない野党第一党を尻目に、維新が憲法議論をリードしてまいります。

それでは、また明日。

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音喜多駿

おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 40歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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