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高市早苗大臣への問責決議案は不発、採決では牛歩戦術が炸裂。残念な参議院の「から騒ぎ」

日々のこと

こんばんは、音喜多駿(日本維新の会 参議院議員 / 東京都選出)です。

本日、参議院予算委員会・本会議にて次年度予算が賛成多数で可決されました。

【詳しく】新年度予算成立 重点施策は?過去最大114兆円余
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230328/k10014022201000.html

維新としては衆議院で組み換え動議も提出し、軌道修正を求めて政府与党と論戦をしてきましたが、予算案そのものには反映させることができず残念です。

一方で少子化対策等では、出産費用の無償化や所得制限撤廃など、維新が強く首長してきた政策の一部が取り入れられる見込みとなり、今後は財源確保や実行スケジュールなどについて献策を続けていきたいと思います。

総じて3月の参議院予算審議は、野党の質問が総務省の放送法文書と高市早苗大臣の出処進退問題に集中したこともあり、非常に低調だったことは極めて残念です。

この問題の本質は、24日の予算審議における私の質疑で議論は尽くされています。

最終日の本日まで一部野党の議員が高市早苗大臣の辞任を迫っていたのはナンセンスの一言ですし、高市大臣に対する問責決議案の提出が前夜まで真剣に検討されていたようです。

結局、てんやわんやの末になぜか問責決議案の提出は断念。

推察するに、立憲民主党と共産党しか賛成しない問責決議案を出すことにひよったものと思われますが、それなら最初から企図しない方が良かったのではないでしょうか…。

自分たちが本当に正しい・世論の支持は我にありと思うなら、周りの賛否にかかわらず問責を提出すれば良かったですし、結局は「出せなかった」という事実がすべてを物語っているのだと思います。

予算の採決ではれいわ新選組による意味のない牛歩戦術も炸裂し、参議院の予算最終日はまさに「から騒ぎ」。

先般の除名騒動に続きこれでは、参議院不要論が興隆してしまうのも致し方のない話しであり、参議院議員として忸怩たる思いです。

動画でもコメントしました。

4月以降も国会後半戦が続いていきます。良識の府たる権威を取り戻し、建設的な議論がなされる参議院になれるよう努力を続けてまいります。

それでは、また明日。

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音喜多駿

おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 40歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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