なぜ？どうして？ネット中継「衆議院TV」投票日前日に16時間のメンテナンス！

2014年12月13日 05:13 • 選挙の話 • 衆院選2014

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あまり陰謀論とかは好きではありませんが、
これは流石におかしいと思ったので急きょ筆を取ります。

衆議院インターネット審議中継、
通称「衆議院TV」という議会が運営する公式サイトがあります。

http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php

国会の開会中はインターネット中継を行い、
そうでないときは「ビデオライブラリ」で過去動画が閲覧できます。
日付や会議名、発言者でも動画検索ができるなかなかの優れものです。

今日13日は、投票日前最後の土曜日。
真面目に候補者の比較検討をしたい方の中には、

「実際に動いているところを見てみるか」
「過去の質問の様子を参考にしてみよう」

という人だって、少なからずいるのではないでしょうか。
過去動画検索がされるとしたら、間違いなく一番件数が多い日です。

ところがこの衆議院TV、13日7:00～22:00まで
メンテナンスのため閲覧できなくなることが発覚しました。

■
お知らせ
下記の時間帯において機器のメンテナンスを予定しています。
メンテナンス作業中は接続できませんのでご了承ください。

平成26年12月13日（土）　7:00～22:00
http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php?ex=IF
■

…ご了承できません！
わざわざ投票日の前日に、一番有権者の関心が高いときに、
不要不急の機器メンテナンスをぶつけてくるなんて考えられません。

国会質疑の様子を見せたくないのではないか、
見られたら不都合なことでもあるのかと、勘ぐってしまいたくなります。

些末なことかもしれませんが、一事が万事です。
せっかくネット選挙が解禁されたのに、こんなわけのわからない運用をしているから、
投票率は上がらないしネットの活用だって進まないんです。

あまりにも理不尽だと思ったので、
問い合わせフォームから抗議のメールを送りました。
有権者一人一人が声を上げなければ、この国の杜撰な態度は変わりません。

もし問題意識を持って下さる方がいたら、
ぜひ下記の公式問い合わせフォームから連絡をしてください。

「衆議院インターネット審議中継」についてのお問い合せ
http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php?ex=ML

※追記
7時を過ぎたら問い合わせフォームにすらアクセスできなくなりました。
衆議院の直接メールアドレスはこちら→ webmaster@shugiin.go.jp

参考に、私が送ったメールの全文を下記に貼り付けておきます。
ぜひ皆さまにもこの理不尽を知っていただき、行動してもらいたく共有します。

こんな仕打ちに負けず、投票に行こう。
私も最後まで、自分ができることに力を尽くします。

それでは、また今夜。

-以下、参考-

タイトル：
投票日前日のメンテナンス、何かおかしいのでは？

本文：
ご担当者さま

いつも大変お世話になっております。
東京都議会議員のおときた駿と申します。

投票日前日の12月13日（土）、7時~22時まで
メンテナンスで衆議院TVが閲覧ができなくなるとの事実を先ほど知りました。

過去の動画を投票の参考にしたい人はいるはずです。
このタイミングでわざわざ不要不急のメンテナンスをすることはありえません。
国会質疑を投票の参考にさせたくないのではないかと、勘ぐってしまうほどです。

・なぜ、わざわざ投票日前日に「機器のメンテナンス」が必要なのか
・投票日前日に、有権者の情報収集を阻害する可能性について、どのように考えるか

以上、必ずご回答ください。
よろしくお願いいたします。

東京都議会議員（北区選出）
おときた駿
mail@otokitashun.com

■公式ウェブサイト
http://otokitashun.com/

■おときた駿事務所
〒114-0034
東京都北区上十条2-25-14
Tel/Fax 03-3908-3121

-参考おわり-

おときた駿
参議院議員（東京都選挙区） 41歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に（二期）。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞（第201～203国会）
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)」

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