次の世代に希望をつくる

AIが数学者を超える時代に、娘がろくろを回したいと言っている【雑談】

• 日々のこと

AIが、ついに数学者の領域に入ってきました。

80年解けなかった問題が解かれ、数か月前の専門家の見立てがもう古くなる。そんなニュースが毎週のように流れてきます。

仕事柄、政策としてどう向き合うかはよく考えます。でも、家に帰って子どもの顔を見ると、まったく別の問いが浮かんできます。

この子たちに、何をさせればいいんだろう…?

少し前までは、答えは簡単でした。

英語をやらせよう。プログラミングをやらせよう。これからはそういう時代だ、と。

ところが今、コードはAIが書きます。翻訳もAIがやります。「これさえやっておけば安心」と言われていたものが、あっという間に「AIがやってくれるもの」になってしまいました。

5年後、10年後に何が残るのか。5年後どころか、1ヶ月先すらもはやわかりません。

わからないことを、わかったふりをして子どもに押しつけるのはもう限界ではないか。そう思うようにもなりました。

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そんな中、我が家の長女は美大を受験します。やりたいのは、陶芸。

それを聞いたとき、親としてちょっとうれしくなりました。ろくろを回して、土の感触を手で確かめながら形をつくる。これはAIには代わりにできません。

AIは陶芸の歴史を語れますし、器のデザイン案も一瞬で出してくれるでしょう。

でも、指先で土の硬さを感じて、回転にあわせて力を加減して、うまくいかずに崩して、またやり直す。その経験は、本人の手を通らないと身につきません。

なので、全力で応援しています。来月にはいよいよ総合型選抜の入試です。親のほうがそわそわしています。

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AIの進化のスピードを考えると、親にできることは案外シンプルなのかもしれません。

子どもがやりたいことを、やらせてあげる。できれば、体や手を使うことを。そして、AIがどこまで来ているのかを、親がしっかり見ておく。

それくらいしかできませんし、それで十分な気もします。未来の可能性は、子ども自身が切り開くのだと、楽観的な祈りを込めて。

まずは来月。がんばれ、長女。

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音喜多駿

おときた駿
前参議院議員(東京都選挙区) 43歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)」

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