次の世代に希望をつくる

落選から丸2年。「人は40を超えると変わらない」を噛みしめた日

• 日々のこと

10月27日で、落選からちょうど丸2年となりました。

2024年10月27日の衆議院選挙。東京1区から出馬した私は、落選して比例復活もかなわず、そこから無職・浪人生活が始まりました。

翌年の参議院選挙でも敗れ、今年の衆議院選挙では私は出馬せず妻が挑戦しましたが、こちらも届かず。

ReHacQの企画「集まれ落選の森」の住人になってから、丸2年が経過したことになります。

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まず感謝からです。

あの開票当日にReHacQに呼ばれ、2日後には須藤元気さんとの回。これが大きく反響を呼び、「あつまれ落選の森」はシリーズ化して今も続く人気コンテンツになりました。

落選から半年、1年と経つと、仕事の依頼は目に見えて減っていくと聞いていました。

ところがありがたいことに、講演、YouTube出演、企業のコンサルティングと、声がけはいまも途切れません。2年前にお仕事をいただいた企業さんも、ほとんどがそのまま継続してくださっています。

「おときた、相変わらず元気そうだな」と思い出していただけるのは、様々な番組に出続けてきたおかげです。ReHacQの高橋プロデューサーには改めて感謝しています。

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一方で、反省も大きいです。

週末に落選の森シリーズを見返していたのですが、自分があまり変わっていない。そう感じる場面が多くありました。

大学院に行くと宣言して、入試に落ちました。勉強も読書も続けていますが、資格を取った、英語を話せるようになった、といった明確な成果はありません…。

体を鍛えるという目標。キックボクシングのアマチュア戦に3試合出場し、直近の試合では勝つこともできました。ただ、いわゆるガチムチの体になるという目標には届いていません。

早口を直す、という宣言もしました。

スピーチトレーニングに3日間通い、ゆっくり話す技術そのものはそれなりに身についたと思います。

問題は心理面です。YouTubeは1.5倍速や2倍速で見る方が多く、「このぐらいが心地いい」「変えないで」というコメントもいただきます。そこで、このままでいいか…と安きに流れてしまいました。

40歳を超えて、人間が根本から変わるのは本当に難しい。この2年で痛感したことです。

劇的に成長した、と胸を張れる何かがあるか。そこはモヤモヤが残ります。

良かったことも挙げるなら、政界の「いじられキャラ」「陰キャ」というポジションを確立できたことでしょうか。

元議員タレントといえば、これまでは杉村太蔵さんや宮崎謙介さんのような方々でした。私はそれとは少し違うベクトルで、真面目な政治の話もできるし、いじられ役もできる。

エンタメの入口から政治に関心を持つ新しい層に届ける。

こうした役割は、社会にとっても多少の貢献になっていると思います。家族と過ごす時間が増えたことも、落選して良かった(?)ことの一つです。

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では、今後の展望です。ここが一番つらいところです。

今年の解散総選挙で高市政権が大勝した以上、衆議院はほぼ任期満了まで解散の理由がありません。残り3年半。最速で次に来る国政選挙は、2年後の参議院選挙です。

つまり、ほぼ丸4年の浪人がすでに確定しています。。

4年浪人する人はたくさんいます。泣き言を言うなという話ですが、それでも、2年やってみて思うのは「長い」の一言です。

その間にも政治の状況は刻々と変わっていきます。在野にいることへのフラストレーションや無力感は小さくありません。

次にこれをやります、と発表できる段階ではまだありません。

とはいえ、政治の世界では何が突然目の前に来るか分かりません。統一地方選や首長選挙など、思わぬ構図の中で声がかかる可能性もゼロではない。準備だけは怠らずにおきたいと思います。

いま自分にできることは三つです。

早口は、TPOに応じて「早口じゃない場面」を意識的に増やしていくこと。

体は、55kg以下のスーパーバンタム級で試合をするために削ぎ落とした体を、今度は60kgぐらいまで筋肉で増量して作り込むこと。減量はやりきった達成感があるので、次は本気で取り組みます。

勉強は、大学院や資格のような分かりやすい形でなくとも、政策の勉強と発信を続けること。このブログも毎日書き続けています。

2027年10月27日、落選から丸3年の日に何が変わっているのか。ぜひ皆さんに確認していただければと思います。

落選の森シリーズ、2024年10月27日の開票日の回、29日の須藤元気さんとの初絡み、年末の落選の森忘年会あたりは、いま見返しても面白いです。

秋の夜長にでもご覧いただければ幸いです。

それでは、また明日。

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音喜多駿

おときた駿
前参議院議員(東京都選挙区) 43歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)」

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