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つばさの党に家宅捜索。それでも公職選挙法の改正が急務な理由

日々のこと

動画ではコメントしましたが、ブログに残してなかったので簡潔にコメントしておきます。

13日に、衆院補選で妨害行為を繰り返していた「つばさの党」に家宅捜索が入りました。

立件に向けた第一歩かと思いますが、遅きに失した感が否めません。引き続き、捜査機関には早急かつ厳格な対応を望むものです。

「現行法でも警察は動いたのだから、法改正は必要ないのではないか」

という意見もありますが、やはりそうは思えません。主な理由は2点です。

まず、やはり遅すぎるということ。選挙が終わってしまってからでは、結果への影響は甚大になる可能性がありました。なので維新案の法改正では「迅速に」という言葉を明記することを提案しています。

2点目は、こうした立法事実が生じた以上、具体的な選挙妨害行為を書き込んだ方が、疑義なく今後も捜査機関が動きやすくなるからです。

解釈・運用に任せることは、むしろ規制強化につながる場合がありますし、時の権力者や行政機関の恣意的な解釈によって歪む可能性があります。

実際、今回も「小池百合子知事が警視庁に圧力をかけたのではないか」という疑義が出されており、そうした懸念点は丁寧にヘッジをしておくべきです。

会期末まであと1ヶ月弱で、東京都知事選挙は確実にきます。

つばさの党の立件がそれまでに間に合うかすらまだ不透明な状態ですから、今国会中に法改正が実現するよう、引き続き各党各会派に呼びかけを続けていきます。

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音喜多駿

おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 40歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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