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-まさにお手盛り!使途公開に値しない「政策活動費」の自民党案に心からの失望を表明する-

日々のこと

政治改革の自民党案(骨子)が出てきましたが、驚愕する内容の薄さです。

この後に及んで政治資金パーティーの公開基準も「10万円以下」にまでしか下げられずに、公明党とは協議不調に。

まあこの部分は、最後に公明党と握手をするための余白としてあえて残している気がしますけど、問題は政策活動費の使途公開。

お金をもらった議員が自己申告で党に報告→党はそれを収支報告書に記載して出すけど、領収書添付も何もなし。

…これだけ。

これを「使途公開」と認識しているのだとすると、ちょっと開いた口が塞がりません。これではどうやってもその適正性を判断することができず、話にならない制度設計ではないでしょうか。

文書通信交通滞在費と同様、政策活動費も何らかの形で領収書を出す・外部チェックを働かせるというのが、最低限の譲れないラインです。

本当に自民党はこの案を「自民案」として、明日の政調会で取りまとめて単独提出してくるのでしょうか。

自民党が国民目線・民間感覚からここまでかけ離れてしまったことに心からの失望を覚えつつ、維新案を正面からぶつけて来週の予算委員会・政治改革特別委員会で腐敗した自民党と対峙していきます。

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音喜多駿

おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 40歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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