もっと、新しい日本をつくろう

挑戦し続ける自分の隣にいて、勇気をくれる。還ってきた早稲田祭にあふれる感謝を

日々のこと

※毎年恒例の早稲田祭ポエムである

早稲田祭が還ってきた。コロナ禍を超えて、ついに入場制限のない、あの早稲田祭が。

「客足も、盛り上がりもすべてが予想外」

そう顔を綻ばせる現役の早稲田祭運営スタッフの後輩を見て、私も嬉しい。

「早稲田魂」とか「早稲田精神」とか言いながら、誰にも負けたくないからとにかく我武者羅だった。仕事もしたし、お酒も飲んだ。恋愛は成就しなかった。

大隈講堂を見上げて、正門前の階段に腰を掛けてわせ弁を食べながら、どうしたら「すげえ面白い祭り」「日本一の学園祭」を創れるのか、何時間でも仲間たちと語り合った。

あの正門前の階段が亡くなってしまったのが、学部の建物がなくなったことよりも、何よりも寂しい。

「維新スピリッツ」と言いながら選挙や党務に走り回っている今の自分を考えると、実は20年前から、今の所属政党には親和性があったのかもしれない。

長男(2)にとっては初めての早稲田祭。次女(7)は数年前に一緒にきたけど、覚えていないらしい。

もう少し子どもが大きくなったら、大隈講堂前ステージで行われるエンディングを見せて、「あれはパパが雛形を作ったんだよ」と見せてあげたい。

数奇な縁のめぐり合わせで、早稲田を含む選挙区から衆議院に挑戦することになった。

早稲田駅に立てば自分の所属した団体、自分の創ったサークルの後輩たちが、話しかけてくれるのが本当に嬉しい。

まだ政治になんて興味を持てない若者に煙たがられることもあるけれど、きっと想いはどこかで繋がる、伝わる。

学生時代に叫んでいたあの夢と、今の自分の姿を、早稲田祭が確かに繋げてくれているから。

22回目の早稲田祭を運営してくれた後輩スタッフのみんな、参加者・来場者の皆さま、本当にありがとうございました。

40歳になって、さすがに早稲田祭より稲門祭のほうが居心地が良い年齢になってきたけど(苦笑)、来年もきっとこの場所に立ってる。

調子に乗って、ペシャンコに叩き潰されて、また立ち上がって。それを繰り返して、自分はどこまで行けるかな。

そんな挑戦の隣に、いつまでも早稲田祭があり続けてくれること。

貴方たちからもらえる勇気と力に、限りない感謝と愛を込めて。

早稲田祭運営スタッフOB
音喜多 駿

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音喜多駿

おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 41歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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