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旧敵国条項の削除を国連の場で明言。高市総理演説のここが良かった

日々のこと

9月22日(現地時間)、高市総理が国連総会で一般討論演説を行いました。

全文を読みましたが、なかなか良い演説だったと思います。連立与党の一員として、評価したいポイントを短くまとめます。

まず、国連への向き合い方です。

「国連は機能していないのではないか」。こうした声は国内外で根強くあります。演説はその声を正面から認めたうえで、「だからこそ今ほど国連が重要な時代はない」と切り返しました。

国連は「器」であり、中身を決めるのは加盟国だ。制度疲労を嘆くのではなく、改革を進めるべきだ。

この論理は、私たち維新が国内の統治機構改革で言い続けてきたことと同じです。批判で終わらず、変える側に回る。共感できる姿勢です。

次に、旧敵国条項への言及です。

2005年に全加盟国首脳の決意として削除が決議されながら、いまだに憲章に残っている条項です。

これを総会の場で「早急に削除されるべき」と明言しました。70年間の貢献を背景にした主張で、日本の総理として言うべきことを言った場面だと思います。

安保理改革についても踏み込んでいます。

常任理事国が他国を侵略し、自らの行為に関する決議に拒否権を行使する。この現状を「機能していないと言わざるを得ない」と評価しました。

外交演説としてはかなり強い表現です。そのうえで常任・非常任双方の拡大を訴え、過半数の加盟国が支持していると示しています。

具体策が並んでいる点も良かったです。

重要鉱物の「RISEパートナーシップ」、アジアの資源供給力を強化する「パワー・アジア」、政府内の和平調停部署の創設、国際防災協力担当大臣の新設。

理念だけの演説は響きません。「何をやっているか」を示せたことで、説得力が増しています。

拉致問題についても、日朝平壌宣言に基づき対話と具体的行動の用意があると述べました。

ご家族が高齢となる中、国際社会の関心事項として改めて位置づけたことには意味があります。

もちろん、演説は言葉です。旧敵国条項の削除も安保理改革も、実現には長い道のりがあります。

この演説を言葉だけで終わらせないよう、私たちも政策面から支えていきたいと思います。

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音喜多駿

おときた駿
前参議院議員(東京都選挙区) 43歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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