次の世代に希望をつくる

「お金のかからない政治のためにお金が必要」という矛盾の中で

• 日々のこと

いつもなら週末なので雑談でも…と言いたいところなのですが。
党代表の件につきまして、私のところにも多くのお問い合わせがあります。

秘密保護法の時にも多くのご意見やお叱りがありましたが、
今回は逆に心配や励ましの声が多いというのは嬉しい反面、
物事の重大さを物語っているような気もしています。

今後も引き続き、渡辺代表よりその使用用途については
適切な説明がなされるものと思いますし、違法性がないものと信じています。
それを前提として、以下は私感です。

先日の記者会見で

「いずれにしても、みんなの党は、まだ、当時は2010年ぐらいですよ、よちよち歩きだった。十分な資金もあったわけではない。私自身も個人財産をたくさん持っている人間ではありませんけど、なんとか、私の器量の範囲でやっていこう、ということを考えた。」

「5年前は私も、もうちょっと資産があったような気がしますけれども、5年経ってみると本当にすっからかんになっていたという状況でして。まあ、そういったことが本当に政党の党首になると、大変だなあ、とつくづく思う。」
(朝日新聞デジタル 代表会見記事より)
http://www.asahi.com/articles/ASG3W5V5LG3WUTFK00J.html

という発言がありました。

私はみんなの党が公党の中でもっともしがらみのない党だと信じていますが、
その党運営でさえ代表個人が金銭的に困窮するほどお金がかかっていたという
事実には、複雑な感情を抱かざるを得ません。

そして、そんな状況を見かねて支援を申し出た協力者から、
手のひらを返されて刺されたという事実にも、驚きと落胆を覚えます。

今の政治にはお金がかかる。

これは事実です。奇しくも今回の事件が、
私の中でもそれをさらに決定づけました。

「お金のかからない政治をつくるためにはお金が必要」

という、とんでもない矛盾の中で政治家たちは生きている。
もがき苦しみながら、葛藤を抱えながら、
金策を練って、今の政治に立ち向かう。

そんな中で巡りあい、志に共鳴して下さった支援者に、
突然裏切られて突き落とされるのだとしたら。

持たざるものたちは、現状の政治に対して、
どうやって立ち向かっていけばいいのでしょうか。

政治とカネを巡る負の輪廻は誰が、いつどこで、
断ち切ることができるのでしょうか。

■

「続ければ続けるほど、動けば動くほどしがらみが生まれるんだよ」

今回の件を話し合っていた時に、先輩議員が漏らした言葉です。
この厳しい政治の世界で、政治の論理に飲まれることなく、
自分自身は生きていくことができるのだろうか…

歯切れが悪くて申し訳ありませんが、
そんなことを考えて、なかなか何事にも手がつかない週末です。

今はまだ、この答えに言葉を持たない自分の不甲斐なさを呪いながらも、
一隅を照らす存在になれるよう、引き続き研鑽を積んでまいります。

そして改めまして、本件でご心配・ご迷惑をおかけしている
党支援者の皆さまに深くお詫びを申し上げます。

引き続き、党員として代表からの十分な説明を待ち、発信するとともに、
世間の皆さまの信頼を回復できるようにあらゆる行動を考えていきます。

それでは、また明日。

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音喜多駿

おときた駿
前参議院議員(東京都選挙区) 43歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)」

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