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ローカル局の「県単位放送」見直しへ。明治以来の都道府県行政のあり方を問うべき時

日々のこと

こんばんは、音喜多駿(参議院議員 / 東京都選出)です。

コロナによる次女の幼稚園の学年閉鎖&健康観察期間は一旦28日まで…ということで、ようやく終わりが見えてきました。

感染者数&濃厚接触者の数は日々うなぎのぼりに増えており、現行ルールではあまりにも社会活動が停止する弊害が高まるばかり。

直接の行動制限はかかっていないため、なんとか妻とバトンタッチしながら予定を消化していますが、引き続き対処方針の変更について政府与党に対応を求めていきます。

さて、本日は地方分権に関する気になるニュースについて一言。

県単位放送の見直し検討、総務省 地方TV局再編も
https://nordot.app/858270623151374336?c=113147194022725109

ローカル局に規制としてかかっていた県単位の放送について、複数の都道府県にまたがって放送できる規制緩和が検討されているようです。

そんな規制があったのか!と思われるかもしれませんが、キー局だけでなく、総務省が所管する(電波)行政はこうした旧態依然とした規制・縦割りが根強く残っています

この「電波」という距離をまたげる分野については、とりわけ規制緩和をすることが時代の必然であるところで、その他についても「都道府県」という明治以来の行政区分で対応することにはとっくに限界がきているのではないでしょうか。

佐々木信夫教授などが以前から指摘している通り、もはや徒歩と馬で移動していた時代に作られた行政区分で、それに合わせてフルスペックの社会インフラを個別に整備していくことは不合理とも言えるでしょう。

こうした統治機構改革・地方分権改革を今こそ進めるべきという提案については、先月の岸田総理との初対決の中でも述べさせていただいたところです。

地方分権や統治機構改革は生活と遠いことからも、なかなか注目が集まりづらい政策分野でありますが、今国会でもこちらにしっかりと取り組み提言を続けていきます。

それでは、また明日。

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音喜多駿

おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 40歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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