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「決められない」のは誰??身内にも厳しい?!全員集合の北区公開討論会

日々のこと

こんばんは、都議会議員(北区選出)のおときた駿です。

決起大会の同日となる昨日のお話ですが、東京JC北区委員会が主催の公開討論会が行われました。

ニコ生のタイムシフトから、動画が閲覧できます↓
http://live.nicovideo.jp/watch/lv300195174

公務などの都合もあって予定候補者が全員揃わない、あるいは公開討論会自体がない地域もあるようですが、北区では4年前に引き続き全員集合。

途中は学生団体ivoteから「若者政策」についての質問も出されるなど、それぞれの考えやスタンス、あるいは喋り方からにじみ出る人間性の違いなどが明らかとなり、大いに投票の参考になったのではないでしょうか。

個人的なハイライトは、◯☓を掲げていくクエスチョンパート。

メインとなる市場移転問題で「△」を掲げざる得ない苦しい展開になるものの(苦笑)、この問題については

「決められない知事」

などと威勢よく攻勢を強める自民党予定候補が、受動喫煙対策やLGBT・情報公開といった都政の重要課題ほとんどで「◯☓」のスタンスをはっきり表明できないという事実が明らかになりました。

なお、私が議員定数削減について「△」を選択したのは、

「都議会においては実感値からも定数削減には賛成だけど、定数削減には民主主義社会としてデメリットもあることを知って、議論して欲しい」

という想いからであることを補足説明しておきます。

さて、他にもこの公開討論会に参加した予定候補者のひとりの方は、終了後にTwitterでこのような苦言を呈していました。

私が名指しで、あたかも主催団体から手心を加えられているかのように書かれているので、こちらの件について触れておきます。

確かに私は主催である東京JC北区委員会のメンバーですが、今回の討論会の仔細な内容を事前に知らされていたり、進め方について配慮をされているなどということは、当然のことながら一切ありません

コーディネーターからのアドリブ質問では、

「結局、豊洲市場の件はどうなんですか?(追撃もあって×2)」
「公明党と知事が連携しましたが、有権者から紛らわしい。公明党との違いは何?」

などの厳しいツッコミもありましたし、同じく自民党議員が青年会議所OBだったものの、こちらに対しても

「◯☓がはっきりしてない項目が多いですよね?」

と遠慮なく切り込んでいました。

「一方通行形式だ」

という批判については、たしかに喧々諤々の議論となるTV番組の討論に比べれば、物足りない部分はあったかもしれません。

しかしながら、全員に他の登壇者に対する「質問権」が与えられる時間は十分にありましたし、再質問が禁止というルールもありません。私も自民党の高木けい氏に対して、率直な質問をぶつけさせてもらいました。

こうした場を議論のステージとして活かせず、聴衆から「物足りない」との不満があったとすれば、それはわれわれ登壇者自身の問題として真摯に受け止める必要があったのではないでしょうか。

ともあれ、こうした場が毎回あることは、民主主義の成熟にとって非常に重要なことだと思います。

改善するべき点は改善し、ぜひこの取り組みを充実させていってほしいと願うばかりです。運営の方々、ご来場された皆さま、ありがとうございました!

見逃した北区有権者の方は、ぜひアーカイブ動画で当日の模様や雰囲気をご確認いただければ幸いです。

URL再掲載:
http://live.nicovideo.jp/watch/lv300195174

それでは、また明日。

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音喜多駿

おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 40歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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