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政党交付金の「持ち逃げ」に加わらなかった泉健太さん、その判断は中長期で評価される

• 日々のこと

中道改革連合の分裂を受け、立憲民主党出身の議員たちは新党「民主改革の会」を発足させました。

一方、かつて立憲民主党の代表を務めた泉健太さんはこれに参加せず、無所属の緒方林太郎さんと2人で新会派「志士の会」を結成し、28日に衆議院へ届け出ています。

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泉さんが新党に加わらなかった理由は明快です。

中道改革連合を存続させ、政党交付金を受け取り続けることに国民の理解が得られていない。こう指摘しています。

ここで改めて立ち止まって考えたいのは、政党交付金とは何か、です。

国民1人あたり250円、年間300億円を超える税金です。政党が政策を磨き、有権者に訴えるための公費として配られています。

政党ごとの配分は、所属議員の数や選挙での得票をもとに決まります。

では、分裂した政党の交付金はどうなるのか。

実態として活動の中心が新党に移っても、元の政党が形式上存続していれば、交付金の受け皿は残ります。

有権者が票を投じたのは「中道改革連合」という枠組みです。その枠組みが事実上崩れたのに、お金だけは旧看板で受け取り続ける。

世間ではこれを「持ち逃げ」と呼ぶのではないでしょうか。

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その意味で、泉さんの判断は重いものです。

2人会派では質問時間も委員会での立場も限られ、短期的には損しかありません。それでも交付金の構造に乗らない道を選びました。

政治家の判断が評価されるのは、たいてい数年後です。泉さんとは政策の立場が異なる部分もありますが、筋を通した判断には素直に敬意を表したいと思います。

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音喜多駿

おときた駿
前参議院議員(東京都選挙区) 43歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)」

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