もっと、新しい日本をつくろう

有言不実行・二枚舌。覚悟なきものが偉人の言葉を軽々に引くことなかれ

日々のこと

こんばんは、音喜多駿(日本維新の会 参議院議員 / 東京都選出)です。

私は共産主義や共産党の各種政策・理念には一切共感しませんが、その行政監視能力・調査能力の一部については脱帽するときもあります。まあそれはそれとして。

馬場代表の発言について、共産党の小池晃書紀局長が撤回を求めています。

他党を批判した以上カウンターがくるのは承知の上で、舌戦は大いにやれば良いと思いますが、共産党のダブルスタンダードについては指摘しておきたいと思います。

自分たちがしてきた表現や批判方法は許容されるが、相手にやられたら許せないというのかいかにも狭量で我田引水な態度です。

そして小池晃書紀局長はTweetの中で、偉人の言葉を引いてこう述べています。

>「あなたの意見には反対だが、あなたがそれを主張する権利は命をかけて守る」と言ったヴォルテールの爪の垢でも煎じて飲むべき。

個人的な経験からしても、このヴォルテールの言葉をドヤ顔で引く人ほど要注意です。

かつての都議時代、この言葉を座右の銘にしている某政治家に、意見の相違があったからといって週刊誌にあることないことタレこまれて理不尽な攻撃をされるなど、えらい目にあったなあ…(遠い目)。

話を戻して、「主張をする権利は命をかけて守る」というなら、組織を批判した共産党員をあっさり除名することなど考えられないはずです。

参考:
共産党また党員を除名…著書で志位委員長の退陣求め、党首選実施を主張した鈴木元氏

https://www.yomiuri.co.jp/politics/20230317-OYT1T50364/

表現の自由・言論の自由は誰しもに公平に担保されてこそ意味があるもの。馬場代表に共産党の存在をなくす力などないし、できるはずもありませんが、共産党は党内で主張をした存在をなくすことを実行しています

いずれにしても、今回の舌戦は政策論争とは別次元の場外戦。本質的な政策論争を政府与党に対して挑んでいくべく、今日も衆院法制局と秋の臨時国会に向けて政策協議などを重ねておりました。

国会が動いていないと大きな政策的な動きが報告できずもどかしいのですが、地道な努力を重ねていきます。

それでは、また明日。

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音喜多駿

おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 40歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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