7月31日が記念すべき(?)初任給の日でございました。
そして写真がその給与明細、正確には
「議員報酬等支給明細書」
です。名前が重々しい…
(鞄に放り込んでおいたら折れ曲がってしまいました。ゴメンナサイ)
すべて、有権者の皆さまの税金からいただいているものですから、
名前だけでなく文字通り重たいお金でして、改めまして身が引き締まる思いです。
そして…まず政治家が身を切る改革を主張し、
「政治家なんて、みんなお金が目当てなんでしょう?」
という政治不信を払拭すると豪語して政界に入った私ですから、
極力そのお金の多寡、使用用途は公開するべきであると考えます。
そこで!早速ですが、給与明細はドドンと公開してしまいます!
都議会議員の給与明細の中身は、こちら!↓
これは調べればわかることなので隠すまでもないのですが、
都議会議員の月額報酬は1,022,000円です。
これに期末手当(いわゆるボーナス)が年間約2ヶ月強分×2回支給されますので、
都議会議員の年収はおよそ1,660万(2013年現在)と言われています。
そして7月ですが、任期が7月23日からでしたので
日割り計算で9日分が写真の給与の額面(296,709円)になります。
自動的に所得税がここから控除され、いわゆる「手取り」は288,459円でした。
じゃあ、これが収入になるんだ!
…というわけにも行きません。
「議員年金」などの福利厚生制度はすでに廃止されましたので、
この給与から
・国民年金
・国民健康保険
を自分で支払う(正確には引き落とされますが)ことになります。
それと、昨年度所得に比例した住民税の支払いもありますね。
とはいえそれらを差し引いても、サラリーマン時代に比べれば
遥かに大きな金額が手元に残ることも事実。ここからいわゆる
「政治活動」
へのお金を捻出していきます。
そのための活動費用「政務調査費」というものも
月々に支給されるのですが、使用用途がかなり限定されているため、
議員報酬から相当な額を使うことになりそうです。
なお政務調査費については、近いうちに別途
しっかりとブログの記事にして取り上げるつもりです。
果たして、「いくらあっても足りない」といわれる政治活動費、
その実態とは一体なんなのか?!
…現時点では僕も、半分くらいしか想像がつきません(苦笑)。
皆さまとともに、少しずつその真実を明らかにしていければと考えています。
今後とも宜しくお願い申し上げます。
取り急ぎのご報告でした。
それでは、また明日!
おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 41歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)」
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