次の世代に希望をつくる

明確な意図と常習性があり、極めて悪質な舛添知事の「一部不適切な行為」

• 都議会の話 •

こんばんは、おときた駿@ブロガー都議会議員(北区選出)です。
本日、舛添知事から調査報告書の提出と、記者会見が行われました。

2016-06-06

先立って私は夕刻に、調査報告書をPDFですべて公開いたしました。
もちろん都民の代表者である都議会議員と、メディアに配布している資料ですから、
都民が同じように見られるようにすることは当然です。

にも関わらず記者会見で、

「都民にも見られるようにHPなどで公開したほうが良いのでは?」
「検討して、どのような形が適切か考える」

…「そのまま」に決まってるでしょうがっ!!

何をわけのわからないことを言ってるのでしょうか。
都民に見られて困るものでもあるの??

どうせ「検討」と言ってる間に、議会が閉会するのが関の山です。

よって上記のセリフが出た瞬間に、
私の方でPDF化してあった資料を即座に共有させていただきました。
知事が迅速にご自分でHPに公開するなら、待ったんですけどね…

舛添知事調査報告書

もちろん我々もこれから厳しくチェックしていきますが、
都民の皆さまからも幅広いご意見をいただければ幸いです。

■

さて、今日の記者会見で納得できた都民は、ほとんどいないと思います。
湯河原の別荘を売却して「けじめ」というのもまったく意味不明です。

これからの追及のポイントをざっとまとめておきます。

1.本当に「違法性」がないのか

ヤメ検の弁護士2名が違法性はないと認定しましたが、
彼らが「第三者」ではないことは当初から明らかです。

この点につきましては、私も自分の顧問弁護士に睡眠時間返上で精査をしてもらっています。
ですが、これについては現状、なかなか明白な違法性を問うことは難しい情勢です…

ただ虚偽記入あたりは、まだ係争の余地がありそうな気はしますけども。
それと自己の書籍を配ったから「政治活動として問題ない」と結論づけている点。
これは有権者に配っていれば、公職選挙法側に抵触する可能性があるはずですね。

2.「不適切」を連発してきた舛添知事の資質について

正直、舛添知事の「弁護」側である方々からの報告書で、
これほど不適切と認定されるものが出てきたことは驚きでした。

特に宿泊料・飲食費においてこれだけの不適切な支出があったことは、
期間が長期にわたっていることからも、確実に意図的であり、常習性があり極めて悪質です。

とうてい「ミス」や「勘違い」で許されるレベルではなく、
民間企業でここまでの経費の使い込みを連発していれば、
発覚と同時に即座にクビでしょう。

3.なぜこのような行為をしてきたのか、過程が不明

百歩譲って、この報告書の結論をとりあえず受け入れるとしましょう。
ですが、ほとんど説明を弁護士に(対議員の時は副知事に)任せて
自分の言葉で語らなかった舛添知事からは、

「なぜこのような不適切な行為に及んだのか」

を聞くことが一切出来ませんでした。
この部分にこそ、舛添知事の本質に関わる人間性が現れるはずです。
特に「お金にクリーン」で、他人に辛辣であった舛添知事はなおさら。

こうした点は一問一答の場がなければ詳細に問いただすことができませんから、
ますます総務委員会・百条委員会での知事追及が強く望まれるところです。

■

まだこれから今日明日にかけて調査報告書などの精査を続けていきますが、
皆さまもぜひお気づきの点があればお知らせ下さい。私の質問登壇は8日夕方です。

http://otokitashun.com/contact/
(ご返信はすぐにできないと思いますが…)

それにしても…私自身も政治家ですが、
「政治活動」の範囲がここまで広いことを初めて知りました。
上海でおみやげに買った服まで政治活動費で落とせるんですね…!

私もシルクの服を着て書道して、そのお金を全額政務活動費に申請してみようかな。
絶対通らないと思いますけど。

調査報告書を公開しようともせず、
副知事や弁護士同席で彼らに頼りきって逃げようとしている舛添知事。
都議会の議場では、そのようなことは一切できません。

そして言うまでもないことですが、自らがルールメーカー(立法者)である政治家は、
「法的に問題ない」から許される存在ではないことは再認識されるべきです。

都議会の矜持が問われています。全力でいきます。
引き続き、ご注目と世論の後押しをいただければ幸いです。

それでは、また明日。

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音喜多駿

おときた駿
前参議院議員(東京都選挙区) 43歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)」

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