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【お知らせ】毎日新聞社の担当記者宛に、謝罪と訂正を求める申入書・質問書を提出しました

お知らせ,

先日の記事で取り上げた毎日新聞による政務活動費の記事について、本日22時、「記事内容訂正等申入書兼質問書」を担当記者さま宛に提出いたしました。

内容はこちらにて全文公開させていただきます。

8月22日(月)正午を回答・対応の締め切りとしておりますので、毎日新聞社および担当記者さまにおかれましては、改めて誠実な対応をいただくことを望むものです。

なお、本件についての追加取材ならびに意見交換につきましては、事前に連絡をいただければいつでも対応をさせていただく所存です。

以上、皆さまには取り急ぎのご報告まで。

ブログ公開用>記事内容訂正等申入書兼質問書

毎日新聞社
東京社会部記者 ●● ●●さま

記事内容訂正等申入書兼質問書

平成28年8月11日

拝啓 時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。

さて、この度、平成28年8月10日付毎日新聞夕刊および貴社ウェブサイトに掲載された「舛添氏批判の議員に『不思議な支出」 政活費公開」の記事における、私の調査委託費用についての記事を拝見しました。しかし、同記事中の記載には、後記のとおり明らかな事実誤認等がある上、記事に接した読者に誤った印象を与えかねないものであり、貴社からの取材に対して誠実に対応したにもかかわらず甚だ遺憾であります。

つきましては、下記のとおり、記事内容の訂正等を申し入れ、また、質問をさせていただくものです。

1.「黒塗り」に関する記載について

「領収書には渋谷区内のビル4階にある『ファクチャー』が支出先と記されていたが、その他の記載と印章部分は個人情報として黒塗りになっていた。」との記載があります。

同記載は、前後の記載も併せて読めば、いかにも私が「舛添前知事の黒塗りは糾弾しておきながら、自分は黒塗りで逃げようとした」という印象を与えかねないものです。しかし、これは、議会局が個人情報を守るルールとして黒塗りで公開しているものです。

さらに申し上げますと、私が舛添前知事の黒塗りを批判していたのは金額や内訳の部分であって、関係者や職員の個人情報をも含むあらゆる情報のすべてを公開するべきだとは主張しておりません。上記の記載は、これらの点を適切にご認識・ご理解いただけないままなされたのではないかと考えざるを得ず、率直に残念です。

2.「ファクチャー」の住所及び実態並びに「ファクチャーに」関する私の発言について

領収書の宛名欄に表示のある「ファクチャー」につきましては、上記記事中、「ビル関係者は『その名前は聞いたこともない』と指摘した」という記載(以下「記載①」)、および、私がファクチャーについて「現在は休止している」と説明したとの記載(以下「記載②」)があります。

しかしながら、後記のとおり、これらの記載①・②には、貴社の取材に対する私の回答にもかかわらず事実誤認があるか、あるいは、同回答を踏まえていただけていないと思われる上、前後も含めて両記載を通覧すると、あたかも、私の調査委託費(政務活動費)に関して不適切な点があったのではないかとの印象を与えかねないものです。

そこで、これらの記載につき、以下のとおり、質問及び訂正等を申し入れます。

【記載①(ファクチャーの住所・実態に関する点)について】

この点につきましては、私からの回答書において詳細な説明をするとともに、ファクチャーの住所や実態に関する状況を証明できる方を紹介しています。なお、この点については、他の複数のメディアから問合せを受けて同様の説明をしてきましたが、いずれもファクチャーまたはご紹介した方やその方の会社に追加取材をかけて実態調査を行なっていただいたと聞いています。

そこで、ご質問ですが、

(質問)

(1)こちらが回答書でお答えした会社・関係者に対して、追加取材は行なっていただけたのでしょうか。
(2)行わなかったとすれば、その理由を教えてください。行なった上で記事にされたということでしたら、その判断をした根拠をお示しください。

【記載②(「ファクチャー」に関する私の発言に関する点)について】

この点につきましては、私から貴社に対して、「ファクチャー」が「現在休止している」との回答をしたことは全くなく、かつ、そのように受け取れる回答をしたこともありません。

強いて申し上げれば「ファクチャー」に関するご質問とは別のご質問において、「ソーシャルボイスラボ」の活動が「休止している」という言葉が出てきていますが、これをもって調査委託先である「ファクチャー」が現在休止していると解釈するのは不可能です。

そこでご質問等ですが、

(質問)
当方の回答書の文面のどの部分をもって、ファクチャーは「現在は休止している」という私の発言として記載したのか、根拠を明確にご説明ください

(記事内容訂正および謝罪の申入れ)
いずれにせよ、ファクチャーは休止をしておらず、私がそのように説明をした事実もありませんから、この記載は明白に誤りです。したがいまして、同記載については、すみやかな訂正と謝罪を求めます。

以上、申入れおよび質問をいたします。

お忙しいところ大変恐縮ですが、本書に対しては、平成28年8月22日(月)正午までに、書面(FAX、電子メールでも差し支えありません)をもってご回答ください。

なお、本件についての担当記者さまによる追加取材および意見交換については、事前にご連絡をいただければいつでもお受けする所存です。ご高配のほど、何とぞ宜しくお願い申し上げます。

東京都議会議員 おときた駿
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おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 40歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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