連日、錬金制度についてSNS上での議論・発信が活発に行われており、良い傾向だと思います。
過剰な社会保障で高齢者の貯金取り崩しは極めて緩やかです。所得を基準に再分配を行うため見かけだけ貧乏な資産家の高齢者が優遇されます。社会保障カットで即子供の負担が増えるなど、保有資産の無視は間違いです。救うべきは高齢者でなく弱者。年齢は一切関係なく、高齢者=弱者ではありません。 https://t.co/LiExmpBCdr pic.twitter.com/l8f8XDImXh
— 中嶋よしふみ@保険を売らないFP&編集長💰共働き夫婦に住宅購入の有料相談👫執筆指導の鬼教官✏️ (@valuefp) January 20, 2025
「社会保障制度は助け合い」であり、負担できる人に負担をお願いする面があることは否定しません。が、今の日本で本当に「負担できる人」は『高所得』の現役世代ではない。
現役世代を潰さないため、持続可能な社会保障制度を構築するためには、資産を持っており、優遇されている高齢者にまず応分の負担や給付削減をお願いするのが最優先。
技術的・政治的ハードルを度外視してやるべきことを列挙すれば、
・年金受給者から先行的にマイナンバーによる資産把握を実施
・そのうえで、年金は保険制度をやめて税財源の「最低所得補償制度」とし、資産額を加味した給付付き税額控除を行う
・現行の年金を維持する場合は年金控除額を縮小し、支給年齢を引き上げ
医療分野では窓口負担の適正化(原則一律3割負担)、高額療養費医療制度の年齢優遇の廃止、終末期医療のガイドライン策定と保険適用範囲の制限などが急務です。
…上記をポストしたところ、「資産課税する気だな!マイナンバーによる資産把握には反対!」というご意見もありました。
私も増税には反対ですが、高齢者に資産が偏っている現状を鑑みれば、資産を正確に把握して「給付を調整する」ことは、公平性の観点からも世代間格差是正の観点からも必要であると考えています。
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池田 信夫:たかまつななさんの知らない高齢者への「125兆円の上納金」https://t.co/C1iBSO2PeF年金制度改正で厚生年金の標準報酬月額上限引き上げが議論に。基礎年金の減額を抑えるため、現役世代から高齢者への資金流用が進むが、年金制度の根本的問題は解消されず。
— アゴラ (@agora_japan) January 21, 2025
現役世代を潰すな。手取りを守れ。古い制度を変えて、社会保険料を下げよう。
おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 41歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)」
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