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守るべき弱者は「高齢者」ではない。年齢に囚われないセーフティネット構築のための議論を

日々のこと

連日、錬金制度についてSNS上での議論・発信が活発に行われており、良い傾向だと思います。

「社会保障制度は助け合い」であり、負担できる人に負担をお願いする面があることは否定しません。が、今の日本で本当に「負担できる人」は『高所得』の現役世代ではない。

現役世代を潰さないため、持続可能な社会保障制度を構築するためには、資産を持っており、優遇されている高齢者にまず応分の負担や給付削減をお願いするのが最優先。

技術的・政治的ハードルを度外視してやるべきことを列挙すれば、

・年金受給者から先行的にマイナンバーによる資産把握を実施
・そのうえで、年金は保険制度をやめて税財源の「最低所得補償制度」とし、資産額を加味した給付付き税額控除を行う
・現行の年金を維持する場合は年金控除額を縮小し、支給年齢を引き上げ

医療分野では窓口負担の適正化(原則一律3割負担)、高額療養費医療制度の年齢優遇の廃止、終末期医療のガイドライン策定と保険適用範囲の制限などが急務です。

…上記をポストしたところ、「資産課税する気だな!マイナンバーによる資産把握には反対!」というご意見もありました。

私も増税には反対ですが、高齢者に資産が偏っている現状を鑑みれば、資産を正確に把握して「給付を調整する」ことは、公平性の観点からも世代間格差是正の観点からも必要であると考えています。

現役世代を潰すな。手取りを守れ。古い制度を変えて、社会保険料を下げよう。

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音喜多駿

おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 41歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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