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自民党議員の秘書給与不正疑惑、本丸は「勤務実態」の方ではない

日々のこと

自民党の広瀬めぐみ議員の秘書給与問題が話題ですが、核心は「勤務実態がない」ことではないと思うのですよ。

だってこの時代、秘書の「勤務実態」って難しくないですか?いや時代に限らずですけど。

朝から晩までオフィスにいる時代でもなく、何より議員がその秘書に対してどんな「価値」を感じて任命しているかはまさに人それぞれ。

一時期、N国議員の秘書をホリエモンが就任したことが話題になりましたが、堀江さんがいわゆる秘書業務なんてやってないでしょうし、またそのことも期待されていないはずです。

ホリエモンが事務所に在籍しているというだけで「看板」になりますし、ここぞというときに電話一本でもかけてくれれば、秘書給与分の働きに値する。そんな考え方も十分にありえると思います。

なので、秘書に勤務実態があったかどうかは本丸ではなくて、検察が追っているのは「秘書給与を議員が自ら懐に入れたかどうか」の点でしょう。いわゆるお金の流れってやつですね。

検察がここまで動いているということは核心があってのことでしょうし、お金を自分が受け取った・使ったどうかなんて御本人にはわかっている話ですから、ご自覚があるのであれば出処進退は速やかに決めるべきですね。

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音喜多駿

おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 40歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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