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過激化する演説の妨害工作。候補者になればさらに悪化の一途で、対策はとれるのか問題

日々のこと

衆議院補選・東京15区の構図がおおむね固まりました。サプライズがなければ、自民党は「不戦敗」となるようで、彼らの勝負の行方は島根1区に託されたことになります。

さて、土曜日は東京都知事も東京15区に入って賑やかだったわけですが、演説中の妨害が酷かった模様です。

いくら政治活動・選挙運動に自由があるとはいえ、これなんとかするルールを作らないとまずいですね…。

さらに悪質(という表現で良いのかはありますが)なのは、演説会場の隣で騒ぐなどの妨害をする人物が選挙に立候補してきた場合、候補者の選挙運動を止めることはさらに難しくなります。

立候補者であれば、標記さえ立てていればどこで演説しようが、極端に言えば別の候補者の隣で演説しようが構わないという選挙ハックによって、ターゲットになった候補者陣営は著しい被害を被ってしまうわけです。

以前までは「マナー」の範囲内でこうした妨害工作は一定程度までで防げていましたけど、YouTubeなどの発達によって、妨害行為そのものに再生回数などのインセンティブが発生するよりになり、過激化する一方になっています。

公職選挙法は見直すべき事項が多い法律ではあり、規制を強化する方向性には基本的に同意できないのですが、こうしたあからさまな妨害については真剣に対応・ルール変更を考える必要がありそうです。

14日(日)は吉村洋文共同代表が東京15区に入ります。同様の妨害がないことを祈りつつ、準備を進めます。

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音喜多駿

おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 40歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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