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岸田総理の訪米スピーチは好評。ならばこそ求められる「覚悟」とはなにか

日々のこと

岸田総理が訪米しており、晩餐会や議会におけるスピーチが好評を博しているようです。

【速報】岸田首相スピーチでジョーク連発に笑いと拍手「誰が主賓なのかと…」豪華ゲスト出席の晩餐会で日米の絆を強調
https://www.fnn.jp/articles/-/683979#goog_rewarded

「同盟かつてなく強力」 岸田首相、米議会演説全文
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA085230Y4A400C2000000/

昨今の混沌とする国際環境において、世界の平和と安定の維持のために日米のトップ同士が直接的に強固な同盟関係を確認し、グローバル・パートナーとして宣言した意義は大きいと思います。

また、スピーチ内容も出席者の心を掴んでおり、岸田総理のキャラクターも発揮されている良い内容だと率直に感じるところです。

しかしながら、強固な同盟関係への決意を示したことは良しとして、日本はそれに耐えうる準備ができているのでしょうか。

安保三文書に基づく防衛力整備や、憲法改正による自衛隊明記などを着実に進め、米国のパートナーとして言葉通りに相応しい存在とならなければなりません。

しかし実態を見れば、岸田総理が任期中の実現を公約している憲法改正はまったくの足踏み状態。

自民党内の裏金問題もまったく真相究明の糸口が見えておらず、その足元は緩みぬかるみにぬかるみ、内政の混乱は国際的なプレゼンスを弱めかねない状況です。

米国で覚悟を宣言してきた以上、岸田総理には憲法改正を始めとする安全保障上の諸課題を解決する責務があります。

また、米国依存を強めるだけでは国民の生命と財産を守れる外交防衛は作れません。

欧州諸国との防衛装備品の国際共同開発やアジア諸国を含む安全保障体制構築など自らのリーダーシップで進めていく覚悟も必要です。

維新は現在、党内に幹事長直轄の安全保障改革調査会を設置し、いま日本が優先的に行うべきリアリズムに基づいた外交・安全保障政策を改めて問題提起しているところです。

岸田総理、そして政府与党を後押しすべきは後押しし、足りない部分は厳しく指摘をすることで、日本の国際的地位向上に向けて我々も努力していきたいと存じます。

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音喜多駿

おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 40歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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