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そもそも政党に候補者の「身体検査」はどこまで可能なのか問題

日々のこと

国民民主党が東京15区(江東区)の候補者擁立を取り下げると発表されました。本人の過去の行為の中に、党として看過できない法令違反に該当する行為があったとのことです。

党公式の記者会見では法令違反の内容はプライバシーの関係もあり明かされなかったものの、党として身体検査が甘かったことを謝罪しておられました。

これについてはなんというか、候補者選定は本当に難しいなあと思うところです。

そもそも政党に、いわゆる「身体検査」というのがどこまで可能なのか。

私も東京維新の会の幹事長として、地方選挙の候補者選定については責任を持って行っていますが、選考プロセスは主に書類(ミニ論文)と面接によるものです。一般企業との違いはそれほどありません。

もちろん公認決定をする前に過去のSNS発信を調べたり、できる限り周辺人脈から情報は収集しますが、一人ひとりに興信所などを使った身辺調査を行うことは時間的・費用的・倫理的にも困難です。

なので

公認発表をする→名前が世間に知れ渡る→「あれこの人、前に◯◯していた人じゃない?」と誰かが気づく→不祥事の情報がもたらされる

というパターンで政党側が気づくことになりがちです。

また不祥事以外にも、SNS発信などでやらかしてしまう人の人間性を見抜くというのはなかなか難しく…政党側が抱えている大きな悩みの一つだと思います。

民間企業で人材採用などをやっている方と意見交換をしても、なかなか候補者選定プロセスを改善する妙案は出てきません。

なにか知見のある方がいらっしゃれば、ぜひご教示いただければ幸いです。

なお日本維新の会としては、東京15区では前回の衆院選挙から引き続き「金澤ゆい」支部長が活動しています。

ポスティングやチラシ配りなどのボランティアスタッフも募集しておりますので、東京維新の会または金澤ゆい事務所までお問い合わせくださいませ。

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音喜多駿

おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 40歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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