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「炎上」の先にあるのは焼け野原か、一抹の希望か?ネット選挙解禁から10年の節目に

日々のこと

こんばんは、音喜多駿(日本維新の会 参議院議員 / 東京都選出)です。

本年はネット選挙解禁から10周年ということで、選挙ドットコムが主催した「ネット選挙フォーラム」にトップバッターとして参加してきました。

山田太郎さんと表舞台で並ぶのは久しぶり!当時お互いにみんなの党で、2013年の参議院選挙・東京選挙区選対で「ネット班」チームに一緒にアサインされたところからの付き合いです^^

35分という短い時間でしたが、自公立維を代表するネット議員(?)たちが10年間の軌跡を振り返りました。アーカイブは公開されるのかな…?

概ね共通していた認識としては、ネット選挙は大きな変化を起こしたが(山田太郎さんの50万票超え当選がその証拠)、選挙のすべてを変えたわけではない

特に小選挙や地方選挙ではリアルな活動の重要性はまったく変わっておらず、ネット選挙が解禁されたことでむしろやることが増えている。ネットとリアルのバランスが重要、といったところでしょうか。

そして次の10年の課題は、誹謗中傷対策と意見の分断。

特に昨今のSNSでは、左右それぞれ過激な言説が目立ち、仲間内でぐるぐると意見がまわり、決して交わることなくさらに先鋭化していく…。

こうした言論空間をいかに正常化というか、建設的なものにしていけるかどうかというのは、ネット選挙・政治活動の大きなテーマの一つといえます。

そこで私が仮説として掲げているのが「『炎上』で突破口をつくる」説です?!

やっちまった系の「悪い炎上」ではなく、激しく賛否が分かれるような「議論を呼ぶ炎上」が起こると、左右から様々な意見が殺到してそこにある種の交流・コミュニケーションが生まれます。

何もミックスしないよりは、その火柱の中から何かが生み出されるのではないか…

ということをほんのり期待しているのですが、あくまで仮説で無理なような気もします!!🔥←

いずれにしてもネット選挙からまだ10年。もう10年。私の政治活動と軌を一にしているところに運命的なものを感じます。

選挙ドットコムをはじめ、ネット選挙の実現や活用に尽力してきた関係者の皆さまに心から敬意を表するとともに、次の10年の課題解決のため私も邁進をしてまいります。

それでは、また明日。

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音喜多駿

おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 40歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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