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参院自民党の山本太郎議員への「懲罰見送り」は、秩序崩壊を招くミスジャッジである

日々のこと

こんばんは、音喜多駿(日本維新の会 参議院議員 / 東京都選出)です。

参院、れいわ山本氏への懲罰見送りへ
https://www.sankei.com/article/20230620-FDVNTGGHWVJDBMBSDF3TGOJOG4/

明日で国会は閉会となる見込みですが、参院自民党が中心となり、参議院は暴力沙汰を起こしたれいわ・山本太郎氏への懲罰動議を見送るという信じがたい決断をしてしまいました。

参院自民の「反省しているし、見送りは理事会の大体の総意だ」というのは完全に崩壊している詭弁です。

街頭演説で繰り返し「懲罰を出すなら出してみろ!」と挑発している山本太郎氏自身の言動をみても、反省などしていないことは明らかですし、れいわ共同代表の大石あきこ氏は「反省していない」と断言しています。

この段階で懲罰を日和って見送ることは、このような過激なパフォーマンス・暴力沙汰に「お墨付き」を与えることにほかなりません

なぜ国会においてこうした暴力沙汰が決して許されないのかは、以前のブログに書いた通りです。

確かに注目を集めるために確信犯で過激なパフォーマンスに走る方々に対して、懲罰を出すかは難しい判断です。でも、懲罰を出さないならば徹頭徹尾スルーをして、目立つ機会を一切与えるべきではありませんでした

当初は自民党も参院幹事長が「決して許されない、厳格に対処する」などと威勢よく拳を振り上げて懲罰動議を出したのに、このタイミングで日和って取り下げたのは愚策中の愚策という他ありません。

いかに目立つためのパフォーマンスだとわかっていても、駄目なものは駄目だと毅然と対応する。そのために、懲罰を可決まできちんとやりきる。

闘うと決めた以上は中途半端に撤退するのが一番駄目なパターンで、これ以降、特に参議院ではこうした「やったもん勝ち」の、時に暴力を伴う過激なパフォーマンスが横行することになるかと思うと、暗澹たる気持ちにならざるを得ません。

今回の参院自民党のミスジャッジは厳しく指摘し続けるとともに、やはり国会改革が必要、維新が早急に野党第一党そして政権奪取をしなければならないという気持ちを新たにし、引き続き邁進をしていく所存です。

動画でもコメントしました。

それでは、また明日。

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音喜多駿

おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 41歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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