次の世代に希望をつくる

大人びた6歳の少女は、今日18歳になって成人した

日々のこと

婚姻届よりも提出する時に緊張したのは、養子縁組届だった。

父親になる。家族になる。この子の人生を背負う。

どんな苦労をしてでも、彼女を幸せにすると決めた。

なんて書くと仰々しいけれど、「パパ」と呼んでくれるようになった彼女と一緒に暮らすことには、不安よりも期待のほうが大きかった気がする。

2人で過ごす時間に少しずつ違和感がなくなって、成長するに連れて手をつなぐことは少なくなっても、心のつながりは強くなった。

-出会った時、その少女は6歳だった。-

と、4年前のこのブログにそう書いてから4年。あっという間のような、ずいぶん遠くに来たような。

今日、長女が18歳になった。

長女との思い出でもっとも鮮明に残っている記憶といえば、やはり中学受験のことだ。

「ダンス部がある学校に行きたい」と言ってきた長女と、一緒に悩んで、塾の先生と作戦を立てて、車で模試や受験会場に何度も送っていった。

第一志望の合格発表を見た瞬間のことは、たぶん一生忘れない。

あの受験を二人三脚で乗り切ったことで、何かが変わったような気がする。何かが「固まった」という感覚に近いだろうか。

それまでも家族だったけれど、あの経験でもっと「親子」になれた気がした。

希望していた中高一貫校に進学して、その学園生活は、見ているこちらが眩しくなるくらい全力だった。

留学もした。友人たちとダンスも続けた。そして、学校でできた同級生の彼氏を家に連れてきた。

これが、なんとも言えず嬉しかった(怒ったり嫌な気持ちになる親もいるのだろうけど)。

家族に彼氏を紹介するのは、たぶん緊張するし、勇気がいることだと思う。

それをしてくれたということは、この家がちゃんと「安心できる場所」になっているんじゃないか。

彼女と出会った頃から心の片隅で願い続けていたことへの、一つの答えをもらったような気がした。

6歳で出会った少女は今日、18歳になった。

これからの人生は、受験でも進路でも、もっと大きな選択が次々にやってくる。全部うまくいくとは限らないし、父親として何かできることも、中学受験の時とは違ってきっとだんだん減っていく。

それでいい。ただどんな時でも、帰ってきていいと思える場所を作りたいと思う。

7歳で一緒の籍に入れて、パパと呼んでくれるようになって11年が経って、今は誰にでも胸を張って自慢できる私の娘へ。

お誕生日おめでとう。貴方の人生が幸せなものでありますように、もう少しだけそばで見守らせて下さい。

18歳、新成人の門出に、心より愛を込めて。

音喜多 駿

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音喜多駿

おときた駿
前参議院議員(東京都選挙区) 42歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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