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立憲・小西ひろゆき議員VS高市早苗大臣、本質から大きく外れた「泥仕合」へ

日々のこと

こんばんは、音喜多駿(日本維新の会 参議院議員 / 東京都選出)です。

参議院では予算委員会が続いていますが、今日は総務省から流出した文書(通称コニタン文書)について、小西議員本人が登壇ということで注目を集めていました。

しかし委員会は開始前の理事会から荒れ模様。高市早苗大臣の一連の発言(私を信用していないなら質問しないで等)について、謝罪と撤回がない限りは審議を続けられないと立憲民主党が主張したからです。

維新としては参院国対・政調会・予算委理事で

審議拒否はしない。審議は速やかに進めるべき

という姿勢を確認して委員会に臨み、お昼前後に揉めて昼休みにも理事会協議が続いたものの、一部野党の審議拒否という事態は防いでなんとか審議は続けることができました。

それにしても、さすがに高市早苗大臣の発言や「捏造」か否かを巡って多大なる審議時間が費やされ、すわその審議すらストップかという争いが行われているのは、いくらなんでもあまりにも不毛ではないでしょうか…。

確かに高市早苗大臣の発言は不用意で、いたずらに相手に付け入るスキを与えている側面は否めません。軌道修正すべきは軌道修正すべきだと思います。

ただその一方で、言葉尻を捉えて辞職だの捏造の有無だのを延々と追及していることは、まったく意味がないどころかマイナスでしかありません。

いわゆる「コニタン文書」を入手・発表し、放送行政のあり方・政治と放送行政の関係について議論の一石を投じたという点で、小西議員の問題提起は功績のあるものでした。

しかし現在はその本質(放送行政が歪められたか否か、今後の放送行政はどうあるべきか)から大きく外れ、この暴露された文書で特に大きな役割を果たしていない高市早苗大臣の件が焦点になっているのは的外れと言う他ないと思います。

動画でもコメントしました。

私も今週後半に、もう一度予算委員会で登壇の出番があります。

この本質から大きく外れてしまった議論をもとに戻し、放送行政の在り方と公文書管理について建設的な提案ができるように努力してまいります。

それでは、また明日。

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音喜多駿

おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 40歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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