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なぜ緊急事態に、そして我が国に憲法裁判所こそ必要なのか。9条だけでない骨太の憲法改正議論を前に

日々のこと

こんばんは、音喜多駿(日本維新の会 参議院議員 / 東京都選出)です。

本日は国民民主党・有志の会との2党1会派による憲法改正(緊急事態条項)条文作り勉強会、その後は駒澤大学名誉教授・西修先生をお招きしての勉強会と憲法DAYでした。

論点を深めようとなっているのが「憲法裁判所」についてです。

緊急事態となり、議員の任期延長など特別な自体が生じた場合、司法はどのように関わるべきか。

立法府の「暴走」を防ぐために、司法が関われる制度にしておくべきという点では2党1会派が一致しています。それを「憲法裁判所(新設)」が行うか、既存の「最高裁判所」が行うか。

現状の最高裁判所に、緊急事態における議員任期延長の是非等について判断する能力が果たしてあるのでしょうか。

確かに最高裁判所も、個別事例について違憲か否かを判断することはあります。しかし今日の勉強会で西修先生も指摘していたように、抽象的な事柄についても違憲審査を行う憲法裁判所は、根本的にその権能が異なります。

ならばやはり、憲法裁判所の設置から検討するべきではないか。

まずは緊急事態条項(議員の任期延長部分)について憲法裁判所を明記して取りまとめた後、憲法裁判所の条文についてもすり合わせて二段階目に提案できないか。

こうした論点について各党会派持ち帰りとなり、引き続き協議が行われます。

詳細は記者会見でも説明しました。

引き続き丁寧に、かつ迅速に議論を前に進めてまいります。

それでは、また明日。

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音喜多駿

おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 40歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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