こんばんは、音喜多駿(参議院議員 / 東京都選出)です。
先日「新型コロナクラスター対策専門家」のTwitterアカウントが立ち上がり、今日は専門家会議に所属するメンバーを含む、名だたる専門家有志がnoteで情報発信を開始することが発表されました。
新型コロナウイルス感染症に関する専門家有志の会より、「全世代の皆様へ」を公開いたしました。
尾身茂よりメッセージです。「コロナとの闘いには必ず終わりがあります。(略)共に闘い、明るい未来を勝ち取りましょう。」https://t.co/K1tJjEkM7L
— 新型コロナウイルス感染症に関する専門家有志の会 (@senmonka21) April 5, 2020
「それは専門家の仕事じゃないだろう」という心無い批判も目にしましたが、専門家の皆さまの立場からするとおおっぴらには言えないものの、
「あまりにもメディアの不正確・ミスリード報道がひどすぎる」
という思いがあるのではないでしょうか。
いわゆる誤報などがあった場合、それを打ち返すためには再び記者会見を開き、報じられるかどうかはメディア次第だった時代に比べて、当事者がオウンドメディア(自身のメディア)を持ち直接発信できるようになった現代は素晴らしいと思います。
一方で、やはりこの情報過多・情報加速の時代には、ならではの発信の難しさもあります。
新型コロナクラスター対策専門家より【感謝とお願い】があります。
また大変長文なのですが、読んでいただきたいです。よろしくお願いいたします pic.twitter.com/gcXirgWcdl
— 新型コロナクラスター対策専門家 (@ClusterJapan) April 5, 2020
早速「新型コロナクラスター対策専門家」の発信の一つに対して「誤解を招く内容」「矛盾があるのでは?」との指摘が入り、釈明に追われました。
またレベルは全然異なりますが、某与党の政務官が不用意な発言で大炎上する事態が起こっています。
佐々木国交政務官「国のせいにしないで」 新型コロナ拡大巡るツイートに批判の声
https://mainichi.jp/articles/20200405/k00/00m/010/074000c
この議員は擁護できないので置いておくとして、批判が起こったとしても、ぜひ自身のメディアによる情報発信にひるまないでもらいたいのです。
ある有名なネットインフルエンサーは、「もはや現代のネットにおいて、炎上を完璧に避けることは不可能」と断言していましたが、私も同感です。
どんなに丁寧な文章を作っても、受け取り手の解釈に委ねられる部分はどうしても残りますし、発信力のある人が文脈を捻じ曲げて「着火」したら、もうその流れを止めることはできません。
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では、どうすればよいのだろうか。
言い方はアレですが、もう「そういうものだ」と割り切っていくしかないと思うのです。
とりわけ専門知識に長けた人が、多くの情報を発信することは間違いなく社会にとってプラスです。
それを良しとしない人は、あれこれと難癖に近い揚げ足取りを繰り返してくるでしょう。
そんな中で発信者のモチベーションを保つためには、月並みですが外部から一人ひとりが応援していくしかありません。
とかくネット上は批判の声ばかりが大きくなり、実は多くの人が賛同していたとしても「サイレントマジョリティー」になってしまい、発信者に届かない場合が往々にしてあります。
政治家などの責任ある著名人が不適切な発信をした場合については、もちろん叩かれるのは仕方ないと思います。
ただその一方でぜひ、正しい発信や有益なメッセージを発する人にも声援を届けて欲しいと願うばかりです。
週前半に国会で報告→緊急事態宣言か。情報ソースが気になるところですが、もはや出さないという選択肢はないでしょう。地方に一斉に人が散らばらないよう、十分な情報発信と対策を。 / “緊急事態宣言”準備へ 6日表明の見通し (日テレNEWS24) #NewsPicks https://t.co/qa2MTpWQ7F
— 音喜多 駿(参議院議員 / 東京都選出) (@otokita) April 5, 2020
明日からさらに、スクランブル体制で挑みます。
それでは、また明日。
おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 41歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)」
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