東京から、あたらしくしよう

杉田水脈議員とみられるヤジ。議会が追及・謝罪を求めることは踏み込みすぎか問題

日々のこと

こんばんは、音喜多駿(参議院議員 / 東京都選出)です。

今朝のニュースやワイドショーでも引き続き、「だったら結婚しなくていい!」のヤジをきっかけとして、夫婦別姓制度が大きく取り上げられておりました。

そしてネット上では長島昭久代議士が燃え盛りながら闘っていらしたので、私も本件について少し思うところを述べたいと思います。

私はそもそも議場でのヤジ全般に否定的です。そして夫婦別姓制度には強く賛成の立場です。

なので、今回の杉田水脈議員と思われるヤジは極めて不愉快な内容ですし、世間から激しく批判されるのも当然のことだと思います。

一方で長島昭久議員が疑問を呈しているように、議会に「犯人探し」や謝罪を求めるというのは、今回のケースでは筋が違うのでは?と感じています。

選択的夫婦別姓ヤジ、自民の杉田氏か 野党が確認求める
https://www.asahi.com/articles/ASN1S3W3KN1SUTFK00B.html

>同委の高木毅委員長によると、野党側は▽杉田氏と認識しているのか▽杉田氏だとすれば本人が撤回、謝罪をするか▽自民としての考えはどうか――と問題提起した。(上記記事より抜粋、強調筆者)

ヤジが駄目だというなら野党側だって聞くに堪えないヤジを沢山飛ばしているので、「謝罪」までもが出てくるのは唐突といいますか…。

ヤジ自体が議場には不要なものですし、表現も攻撃的でまったく無礼だとは感じるものの、今回の発言は客観的に見ると「セクハラやじ問題」や「LGBTは生産性がない」のような人格攻撃・人権侵害まではいかない、「政策的主張」の範疇にギリギリ留まっているように思います。

夫婦別姓を求めて闘っている当事者の皆さまは怒り心頭でしょうし、私もカチンときてます。発言には責任が伴うので、マスコミが発言者を追い回すのは存分にやれば良い。

ご自身は議員・政治家なのだから、自らの政策的主張を堂々とお話されるべきだと思います。有権者は、それに基づいて投票行動を決定するのですから。

しかし、他のヤジは全部スルーしてことさらに今回の発言だけを議会が取り上げることには違和感を覚えるので、長島昭久議員の見解には私は概ねで同意するものです。

なお発言主と思われる杉田水脈議員は、過去にこんな記事も書いていたので、私が一昨日のブログで深読みしたような「皇室を守る」等は考えてないのかもしれません。。

夫婦別姓〜賛成の人が増えているようですが。(杉田水脈)
https://blogos.com/article/148433/forum/

いずれにしましても今回、彼女がヤジによって大失点し、夫婦別姓制度に多大なる注目が集まったことは、制度導入に対してある意味では「追い風」と言えます。

小泉環境相、夫婦別姓に「ポジティブ」 ヤジ問題で発言:朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/ASN1S3W3KN1SUTFK00B.html

自民党内からも声が上がり始めています。これを一過性のワイドショーネタや政局にせず、我々も旧称に法的効力を付与する「維新版・夫婦別姓制度」を改めて提案し、議論をリードすべく尽力をして参ります。

それでは、また明日。

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おときた駿

音喜多駿/おときたしゅん
参議院議員(東京都選挙区) 36歳
1983年東京都北区生まれ。海城中・高校→早稲田大学政治経済学部を卒業後、モエヘネシー・ルイヴィトングループで7年間のビジネス経験を経て、都議会議員に(二期)。 地域政党「あたらしい党」代表。ネットを中心に積極的な情報発信を行い、政治や都政に関するテレビ出演、著書も多数。35歳、二児の父。日本維新の会から公認を受けた参院選にて初当選、参議院議員に。ネットを中心に積極的な情報発信を行い、日本初のブロガー議員として活動中。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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