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10%以上がコストの「子育て世帯臨時特例給付金」、申請が始まります

政策

Yahoo!ニュースを見て思い出しました。

子育て臨時給付金の申請は忘れずに
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140616-00000005-resemom-life

自治体によって申請期間は異なるのですが、
我が北区でも対象者に申請書の発送が始まったようです。

写真 (6)

12月31日(水)当日消印有効とのことで、
申請受付期間はけっこう長いみたいですけど、
対象となる方は忘れずにお申込み下さいませ。

繰り返しになりますが、この

「子育て世帯臨時特例給付金」
「臨時福祉給付金」

前者が給付金1207億円に対して事務経費が202億
後者が給付金3000億円に対して事務経費が420億円となっております。
詳細は以前に書いた記事をば。

話題の「子育て世帯臨時特例給付金」、配るのにかかる費用が202億円!
http://otokitashun.com/blog/daily/2937/

申請方法を見ると、

・区役所が対象者に郵送で申請書を発送

・対象者が記入して、郵送で申込書を返送

・1ヶ月~2ヶ月後に、銀行振込にて対象者に支給

ということで、このオペレーションだけで
往復の郵送料、振込手数料が発生しているわけですね。

お問い合わせ窓口に専用フリーダイヤルまで設置するようですから、
問い合わせに対応する通話料、オペレーターの人件費も加わります。
それでもらえる金額が、一人1万円。。

税金を集めて、給付金として配り直すのに、また税金を使う。

やっぱりどう見ても、「筋が悪い」政策に見えてなりません。
「再配分」にコストをかけすぎる典型的な悪例といえるでしょう。

税金はそもそも、できるだけやすく。
行政はスリムに、かかるコストは最小限に。

きたる10%への消費税増税の際には、
こんな付け焼き刃の政策にならないよう
しっかりと監視をしていかなければなりませんね。

明日は13時から都議会本会議、いよいよ代表質問です。
13時から20時までの長丁場、出番はないけど頑張ります…。

それでは、また明日。

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音喜多駿

おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 41歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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