もっと、新しい日本をつくろう

新客をリピート客にする方が、ゼロから新客を捕まえるより簡単理論で投票率は上がる!(といいなあ)

日々のこと

本日は大学の試験(半徹夜の甲斐あって、よくできました!)の後、
党務と調べ物で参議院会館に行ったところ、流れで党公式生放送に出演することに。。

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※タイムシフトで閲覧できます↓
http://live.nicovideo.jp/watch/lv216598254

すいません、今日は人前に出る予定なかったので超カジュアルです…。
(最近、私服もなんとなくオレンジめいてきた)

今日は投票日と言うことで個別の選挙の話ができないため、
番組のテーマとして取り上げたのは「投票率(特に若者の低投票率)」について。

もう私のブログでも幾度となく取り上げておりまして、
とにかく選挙には行って欲しいの一言であります。

選挙とは、ろくでなしの中からもっともマシな人間を選ぶ作業である
http://otokitashun.com/blog/senkyo/5234/
どうして、選挙にいかなきゃいけないの? -よいこのみんしゅしゅぎ-
http://otokitashun.com/blog/daily/3109/

中でも議論になったのは、本国会で18歳選挙権が成立する見込みですけれど、
「果たして18歳になることで、若者の投票率向上には寄与するのか?」という点について。

もちろんやり方次第ですが、私は「大きなチャンス!」と捉えています。
論拠は複数ありますが、大きなものは20代の投票行動の特性です。

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画像引用元

現時点ではわずかな差ではありますが、20代前半つまり、
人生で最初の投票に向かう人の投票率は比較的高いというデータがあります。
初めての経験だから、みんな物珍しさに選挙に行くわけですね。でも、

「行ってみたけど、たいしたことなかった」
「結局自分の一票がどうなったかわからない」

ということで関心が薄れ、2回目の投票以降を放棄してしまいます。
これはビジネスでいえばせっかく新客として来店・購買があったのに、
それがリピート・顧客化につながっていない
ことを意味します。これは非常にもったいない。

そこで私が期待しているのは、学校現場でのアプローチです。
仮に18歳選挙権が実現すれば、高校3年生の一部(時期によっては大半)が投票に行くことができます。
そして翌日の月曜日には、ホームルームで必ず全員が一同に会します。

その時に担任の先生が、昨日の選挙結果の分析して俎上に挙げて、
学級全員で結果について話し合ったり、自分の考えを述べる機会を与えるのはどうでしょう?

初めての選挙で高揚している生徒たちの議論は、それなりに盛り上がるのではないでしょうか。
まだ投票権がなかった生徒たちも当然議論に加えて、「次は投票したい!」と
思わせることもできるかもしれません。

なかなか一同に全員が会する機会、ホームルームがない大学生ではこうはいきません。
日本は教育・学校現場での政治学習の機会が乏しいことは多くの有識者に指摘されておりますが、
18歳選挙権が実現すれば、こうした指導や学習機会を提供することが可能になります。

ビジネスで言えば、最初の一回目はキャンペーンのようなもの。
そこの最高潮に盛り上がった機会を捉えて、次につなげる仕掛けを行っていく
こうした地道な積み重ねで、若年層の政治的関心を向上できれば…と思っています。

その他にも選挙権の引き下げを実施した先行国の実績研究によると、
親と同居している若年層の投票率は高いという結果も出ています。
親世代と一緒に投票に行くことで、政治的行動が早期から身につくというわけですね。

政治に無関心でいられても、無関係でいることは誰にもできません。
棄権は最悪の選択肢です。棄権することは、現状を悪化させることにしかなりません。
一票では何も変わらないのではなくて、一票でしか社会を変えていくことはできないのです。

18歳選挙権が少しでも変化の兆しになることを期待しつつ、
本日が投票日の皆さまは今からでもぜひ投票へ!26日組の人は、投票の準備を!

今日は仲間たちの吉報を待ちつつ、早めに身体を休めようと思います。。
それでは、また明日。

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音喜多駿

おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 40歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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