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半径5メートルの日常の中に、「政治」を置きにいく【雑談】

日々のこと

ブロガー・作家としてブイブイ(死語)言わせているはあちゅうと、
新刊の出版をお祝いがてら新年会をしてきました。

当日の模様ははあちゅうが写真と共に紹介してくれています。
素早い!さすが超一流ブロガー。。

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【ご飯】ブロガー議員との親密な夜 : はあちゅう主義。
http://ha-chu.blog.jp/archives/1017320000.html

一昨年に出会って、昨年はずいぶんと仲良くさせてもらったはあちゅう。
「政治には興味は全くなかった」と言いつつ、好奇心旺盛なので
会うたびに色んな政治の話題を根掘り葉掘り聞いてきます。

彼女のような存在は自分にとってすごく大事で(※つきあっているわけではない)、
なぜかというと私が「政治を伝えたい層」というのは、
まさに彼女の周りに溢れているからなんですね。

彼女の新刊のタイトルにもなっている「半径5メートルの野望」とは、
テレビ番組に出演した時に実際に使った言葉で、

「自分のような若い世代は、身の回りの『半径5メートル』の日常にしか興味がない。
 だからこそ、その5メートル以内の世界を充実させていくことが重要」

という趣旨なんだそうな。
これは非常に的を射ているとともに、
多くの若者の半径5メートルの中に「政治」というものは入っていません

「政治に関心を持とう!」
「選挙にいこう!」

そういくら意識が高い人が呼びかけても、
半径5メートルより先に手を伸ばさない人は沢山います。
ならば、どうするか?

半径5メートルの中に、こちらから「政治」を置きにいけばいい。

自ら頭を下げて会いに行く。
インターネットで小まめに情報発信をする。
コミケ会場にでもどこでも足を延ばして話を伝える。

大上段に構えて「有権者は、政治なんかに興味がない」と諦めるより、
政治家側からできることはまだまだあるはずです。

そんなことを、私ははあちゅうとの交流の中で学ばせてもらっています。

そして、はあちゅうは私とまったく違う読者層を持っているので、
彼女が政治の話題を拡散してくれると、

「まったく知りませんでした!」
「生まれて初めて、政治のことに興味を持ちました」

というご意見をたくさんいただけます。

こうして、今まで政治が届かなかった層に、
彼ら彼女たちの半径5メートルの中に「政治」が置かれていく。
これは本当に素晴らしいことだし、彼女と周りの方々に感謝しています。

…なんか、読み返してみると私がはあちゅうを
利用しまくってる悪いヤツみたいなんですが、上手く表現できなくてすいません。。
きっと本人は許してくれるでしょう!

さて、そんな彼女の新刊。
敢えてジャンル分けするなら、自己啓発本になるのでしょうか。

-「人生をつくるのは、行動だけ」-

-「自信がないなら、自信をつけるために頑張る」しかありません。-

-努力をしない人は、自分の夢に向き合う勇気がないだけです。そういう人は、自由だったら怖くて何もやらないし、制限があったらそれを言い訳にして、結局何もやらないのです。-

きっと彼女も、ごく普通の大学生だったと思うんです。
ただ決定的に違ったのは「ブログ」を武器に、半径5メートルの中で
徹底的に努力をしたという点だけ。

まだ何者でもない人たちにこそ刺さる本だと思います。
2015年の読書初めの一冊にいかがでしょうか。

それでは、また明日。

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音喜多駿

おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 40歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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