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自ら仕掛けて返り討ち…党首討論で炸裂した小川淳也さんの「ちら見理論」【党首討論レビュー①】

日々のこと

本日7月15日、約1時間にわたる党首討論が行われました。

中道改革連合の小川淳也さん、国民民主党の玉木雄一郎さんらが登壇した見応えのある論戦だったのですが…冒頭からいじって恐縮ですが、また話題をかっさらってしまったのが小川さんでした。

先にお断りしておくと、小川さんは本当にいい人なんです。最近も国会のジムでよくお会いして立ち話をする間柄。

それだけに、なぜこうなってしまうのか。

●自分から仕掛けて、返り討ちに

発端は、小川さんが高市総理に「紙を読んでいるのが残念だ。事前通告しているのだから、もっと自分の言葉でライブ感を持って答弁してほしい」と突っかけたこと。予算委員会ならともかく、政治家同士の党首討論なんだから、と。

ところが相手は海千山千の高市総理です。

「小川さんもメモを読んでいた。私も総理として迂闊な答弁はできないので参考にさせていただいた」と切り返し、会場は大爆笑。「お前も読んでるじゃないか」というわけです。

これに対する小川さんの返しがまた一手。「私はメモに目を落としただけで、読んではいない」。“ちら見理論”の誕生に、会場はさらに笑いに包まれました。

●「暮らしが先」なのに最初の質問が皇室典範

内容も苦しい展開でした。「暮らしが先」という新ポスターまで掲げて登場しておきながら、最初の質問は皇室典範。

もちろん大事なテーマですが、消費税や物価高対策のように明日の国民生活に直結する話ではありません。

「暮らしが先」を掲げるなら、まず経済対策から入るのが筋のはず。

自分から喧嘩を仕掛けて返り討ちに遭う――討論で最もやってはいけないことをやってしまい、産経新聞をはじめ各メディアに面白おかしく書き立てられる結果に。当初論としては、かなり完敗という印象を持たれてしまいました。

小川さんの実力はこんなものではないはず。次回に期待したいところです。

後編に続く。

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音喜多駿

おときた駿
前参議院議員(東京都選挙区) 42歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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