90年代ビジュアル系の記憶を棚卸ししていたら、突如として「チャット」が懐かしくなりました。
1980年代前半生まれの方たちー!(昭和終末期インターネッツ老人勢)
「チャット」やってませんでしたか「チャット」。
mixiもかなり青春の1ページなんですけど、もう一つ欠かせなかったのが今はなきMSNメッセンジャーやチャットルームの存在でした。
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高校から大学にかけて、夜な夜なパソコンの前に座り、見知らぬ誰かとチャットをしていたあの時間。
リアルの友人たちと他愛もない雑談をする以外にも、見知らぬ匿名のハンドルネーム(コテハンとか懐かしいな!)が集まり、同じ趣味の音楽やゲームの話題で盛り上がる。
気づけば深夜2時、3時。親に「いつまでやってんの」と白い目で見られつつ、デスクトップに向かってキーボートを打ち込んで日々が、今でも鮮烈に頭の隅に残っています。
「オンライン」になった瞬間にポンッと表示されるアイコン。
誰かが入室してくると胸が高鳴り、返事を待つ間の数秒間が永遠のように感じられる。
今のようにスマホ通知が飛び交うのではなく、パソコンを起動し、あえて“会いに行く”感覚があったんですよね。
テレホーダイの時間に突然重たくなるんだよな…!
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気がつけば、SNSやメッセージアプリは「既読」や「スタンプ」が当たり前の時代。LINEやX(旧Twitter)、Instagramで人とつながることは、もはや日常の一部です。
当時は動画も低画質、通信も不安定で、今のようにZoomで顔を合わせて議論するなんて考えられなかった。
でも、だからこそ想像力が広がり、テキストだけで人となりを感じ取り、相手の一言に一喜一憂した。
今の若い世代に伝わるか分かりませんが、「誰かがログインするのやコメントをその場で待つ」というワクワク感は、現代の常時接続社会では失われてしまった感覚です。
掲示板や趣味サイトで知り合った人とメッセンジャーで個別に話す。年齢も職業も関係なく、ただ「同じ趣味を持つ仲間」というだけで、語り合える。
私にとっては、V系バンドの話題やゲームの攻略情報が主戦場でした。
まさにネット黎明期の“居酒屋”のような空間だったのです。
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ということで無性にチャットが恋しくなっている私です。
ああいう匿名コミュニティにおけるコミュニケーションって、絶対に現代でも一定の需要はあるんだよなあと思いつつ、mixi2とかはたぶんその辺を狙って失敗しているんですよね…。
というわけでチャットルームはないので致し方なく、明日7日(日)20時くらいからヴィジュアル系音楽や当時のインターネッツ空間を思う存分語るYouTubeライブをやるので良かったら覗きにきてください。
政治の話も多分します←。
おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 41歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)」
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