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度重なる失言に約束の反故…問題知事の川勝氏は本当に辞職されるのか

日々のこと

静岡県の川勝県知事がまたも差別発言をし、さらには6月での辞任を表明されました。

静岡・川勝知事、県庁職員は「知性の高い方たち」…採用職員に訓示「野菜売ったり牛の世話したりモノを作ったりとかと違う」
https://www.yomiuri.co.jp/national/20240401-OYT1T50207/

前後の文脈や動画も確認しましたが、これは完全な職業差別発言であり、かばう余地はまったくないと思います。

川勝知事の度し難いところは、こうした差別発言・不適切発言が一度や二度ではないことです。

失敗は誰しもありますし、再チャレンジは極めて重要なことだと思いますが、このキャリア・立場で同じ失敗をこれだけ繰り返すようであれば、知事としての資質に欠けると指摘せざるを得ません。

またリニアについても、川勝知事の反対によってついに2027年の開通が断念されることになり、この点についても政治責任は極めて重いと思います。

6月末に辞任を本当にされるなら、それは日本にとっても静岡にとっても吉報となるでしょう。

本当にされるなら。

留保をつけたのは、川勝県知事は昨年末も不適切発言の責任をとって「報酬を返上する」と約束したのに、それを反故にしようとされたからです。

いま考えてもトンデモない政治家だなと思いますが、そうなったときは議会が不信任案を提出するしかありません。

本気でやめる気なら6月末まで引っ張るのも微妙な判断だと思いますし、余談は許されない状況です。

残念ながら維新は静岡県議会に議席はありませんが、川勝県知事の動向に静岡県民の皆さまは注視をいただければ幸いです。

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音喜多駿

おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 41歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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