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地方議員への現金配布。「裏金」が必要だった理由はここにあった?!

日々のこと

4日にも自民党議員たちに処分決定が囁かれる中、裏金問題の「本質」の一つとも言える実態が報道されました。

裏金を受け取った元衆議院議員が、選挙区の地方議員たちに現金を配布したとのこと。

裏金受領翌年、区議に現金を配布 自民安倍派・今村洋史元衆院議員
https://nordot.app/1148180547406610869

なぜ政治にカネがかかるのか、なぜ裏金が必要だったのか。その答えがここに凝縮されています。

違法な形で地方議員にお金を配らざる得ないから、裏金が必要になった。そう考えれば、なぜ長年にわたって裏金づくりが横行していたのか合点がいくわけです。

我々は再三再四、処分もいずれかのタイミングで必要であっても、真相究明が何より重要だと指摘してきました。

裏金づくりが始まった理由と使途。この2つを明らかにしない限り、有効な再発防止策は打てません。

使途については、自己申告だけではいくらでも後から帳尻が合わせられるわけですから、第三者を交えた徹底調査が必要不可欠です。

今回の報道で、また裏金問題が新たな局面を迎えるかもしれません。参議院側でも、引き続き政治倫理審査会の開催・街頭議員への出席を求めていきます。

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音喜多駿

おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 40歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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