本日、参議院・政治倫理審査会の幹事懇談会が行われ、委員5人の連名で裏金議員32名に対して審査会出席を求める申立を正式に行いました。
※申立書が2種類に分かれているのは、すでに起訴・離党している大野泰正議員に対しては申立理由が若干異なるためです。
衆議院と異なり、参議院は野党で審査会委員の3分の1(5名)を占めています。
そして3分の1以上の委員の賛同があれば、審査会長&対象者に審査会の開会および出席要求を正式に行うことができます。
衆議院はあくまで「お願いベース」で自民党の対応を待っているのに対して、参議院では審査会の権限として各裏金議員に出席を求めることができるわけですね。
この申立書は裏金議員たち全員にきちんと届きますから、マスコミアンケートなどと異なり、態度を不明瞭にして逃げることはまず不可能。
明確に回答期限などがあるわけでありませんが、仮にここまでされて出席しないようなことがあれば、議員を続ける資格はないと有権者に判断されても仕方ないでしょう。
ただ、参議院は審査会そのものは3分の1の申立で開会することができる&出席要求ができるものの、結局のところ実際に審査に入るためには、本人の出席希望もしくは委員2分の1以上の賛成が必要です。
岸田総理は予算委員会の場で再三再四「説明責任を果たすことが重要」と述べています。それが単なる逃げ口上ではなく、有言実行されるかどうかがまさに問われています。
来週にも憲政史上初となる(過去9回の開会はすべて衆議院で、参議院は前例がない!)参議院・政治倫理審査会が開かれるよう、関係各所と調整を続けていきます。
おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 41歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)」
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