こんばんは、音喜多駿(日本維新の会 参議院議員 / 東京都選出)です。
本日、萩生田光一議員の後任として正式に渡海紀三朗議員が自民党の政調会長に就任されました。
自民、渡海紀三朗氏「高揚感なんてない」 政調会長受諾を明らかに
https://www.sankei.com/article/20231221-54LXFCLWUNKNROL54NGC2FE3RY/
これは本当にサプライズ中のサプライズ、これを予測できた人は永田町にも霞が関にも、マスコミにも誰一人としていないのではないでしょうか。
直前まで政調会長は「牧島かれん議員ではないか?」という説も飛び交っておりまして、それなら若手・女性ということで刷新感が出るなあと思っていたら、まさかの逆を行く人事。
元文科大臣経験者で、10期75歳のベテランをここでアサインです。新党さきがけのチャーターメンバーでもあり、もはや歴史のいちページに名前を刻んだ人であります。
渡海紀三朗先生の人事について
何度も「良い人事だ」と唸るシゲル。「本当に立派な人」
「尊敬すべき友人。」
「実に良い人事だと思う」🎥みんな良い人事だと唸ってた↓https://t.co/WKGXFqyunF https://t.co/uRcRaEV8Bn pic.twitter.com/jo9CePcs26
— Chum(ちゃむ)🎄🦌 (@ca970008f4) December 21, 2023
一般的な知名度はありませんが、党内では政策通が唸る確かな人材のようです。
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この人事には2つの見方が流れています。
一つは傍流・無派閥の議員でも、地道に実績を重ねていればチャンスが巡ってくるということで、自民党内にもある種の明るい空気が流れ始めているという説。
確かに今後、派閥の順繰り人事が崩壊して抜擢人事が当たり前になれば、あっと驚くような意外な人事も当たり前のものになるのかもしれません。
また、こうした人材がまだまだ奥に控えているということも、自民党の底堅さ・人材の分厚さを示しているのかもしれません。
もう一つは、ここまで大ベテランを引っ張り出さねばならないほど、人事がうまくいかず岸田政権は追い詰められているという説。
こちらの側面も否定できないと思いますし、渡海紀三朗政調会長の手腕はさておき、総裁としての求心力がどうなるのはかは不透明になるばかりです。
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いずれにしても、私も野党の政調会長としてカウンターパートが変わり、期待と不安が入り混じっているところです。
政調会長が交代すると、やはり大自民党政調会とはいえ雰囲気や手法がだいぶ変わってくるでしょう。高市政調会長・萩生田政調会長に引き続き、どのようなカラーを打ち出してくるのか。
日曜討論などで相まみえることを楽しみにしつつ、政策論争で不覚を取らないようにこちらも精進を重ねてまいります。
(動画でもコメントしました。)
それでは、また明日。
おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 41歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)」
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