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社会保険料を下げる方向性は是だが、制度はシンプルにして分断を生み出すことはやめるべき

日々のこと

こんばんは、音喜多駿(日本維新の会 参議院議員 / 東京都選出)です。

本日は東京維新の会の年内ラストとなる全体会議&街頭演説会でした。

色々とあった一年でしたが、東京維新の会は国会議員・地方議員・衆議院支部長など合わせて100名を超える大所帯となり、代表選挙でも柳ヶ瀬代表が再選され、飛躍の年であったと思います。

来年は衆院選に加えて都知事選・都議補選も控える「首都決戦」の年。引き続き気を引き締めて党勢拡大に努めていきます。

さて、ニュースは裏金問題ばかりが注目されますが、予算編成の時期なので色々と情報が漏れ出てきます。

1歳になるまで両親の国民年金保険料免除へ
https://news.yahoo.co.jp/articles/c7d5848bf033238ff2e4554d8d77e79b6e2b4ea3

>厚生労働省は、自営業者らが加入する国民年金の保険料に関し、子どもが1歳になるまで両親の納付を免除する方針を固めた。「次元の異なる少子化対策」の一環で、2026年度中の実施を目指す。関係者が20日、明らかにした。

また妙な制度が…。

社会保険料を下げるという大きな方向性には賛成ですが、「国民年金の保険料を」「子どもが1歳になるまで」ということで、また制度が複雑化して分断を生みそうな施策内容です。

何より岸田政権の少子化対策は、こうした報道が先行して後から所得制限がかかることが発覚するなどの事例が相次いでいます。

少子化対策の総合設計図をきちんと策定して逆算していかないと…って、もちろんそうやろうとして、報道先行・情報漏洩しちゃっているんでしょうが、もう少しなんとかならんものなのでしょうか。

おそらくこうした「小さいタマ」を色んなところに散りばめる方が、見せかけの予算規模も小さくて政策を通しやすいのだと推察されます。

しかし、少子化対策は強いメッセージが何より肝要であり、また制度はシンプルにというのが大原則です。

こうしたToo littleなものを積み重ねるなら、教育の無償化や年少扶養控除復活を進めるなり、謎の支援金制度を撤廃した方がよっぽど国民に対してインパクトがあるでしょう。

続報に注視し、政策提案をしていきます。

それでは、また明日。

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音喜多駿

おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 40歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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