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内閣不信任案は否決されるも、維新・国民まで賛成に回ったのは重大な分水嶺

日々のこと

こんばんは、音喜多駿(日本維新の会 参議院議員 / 東京都選出)です。

紆余曲折ありましたが、内閣不信任案が提出されました。維新は今回は「賛成」です。

これまで日本維新の会は、会期末の風物詩のように出される内閣不信任案に対しては、一貫して同調しない・反対する立場を貫いてきました。

しかしながら、今回ばかりは反対する理由はない状況です。

もっとも大きな理由は、もちろんここまで拡大してしまった「政治とカネ」の問題です。

政治資金パーティーを悪用した裏金づくりの疑惑は、政権の中枢である官房長官・閣僚・党三役にまで及んでいるにもかかわらず、政府与党はこれまでまともな説明責任を果たしているとは言えません。

第二の理由は、それ以外にもことごとく岸田総理が「改革」から背をそむけ続けていることです。

政治とカネ問題とも地続きになっている旧文書通信交通滞在費については、先の通常国会中に使途公開について決着をつけると約束をしながら、まったく進展がないまま今日を迎えています。

憲法改正にもリーダーシップを発揮できず、所信表明で自ら言及したライドシェアについても、政府方針は「自家用車を使ったタクシー」を認める程度の内容であり、到底イノベーションや改革につながる内容になりそうもありません。

これからも「政治とカネ」の問題は深刻化をたどる一方で、岸田内閣・自民党には解体的な出直しが求められることは間違いありません。

残念ながら内閣不信任案は自公が反対にまわり、賛成少数で否決される結果となりました。

しかしながら、是々非々の立場でこれまで不信任案に同調しなかった維新・国民までが今回は賛成にまわり、政府与党にNoを突きつけたことは大きいと思います。

明日から本格化すると言われている捜査の行方や、また内閣改造の行方に注視しながら、愚直に維新の改革・政策提言を前に進めてまいります。

それでは、また明日。

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音喜多駿

おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 40歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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