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一年の目標は、立てなきゃ駄目?確固たる信念や政策目標は、政治家の絶対条件??

日々のこと

こんばんは、音喜多駿(日本維新の会 参議院議員 / 東京都選出)です。

2023年も幕開け。あけましておめでとうございます!

天皇陛下にお目にかかれる新年祝賀の儀は今年も縮小開催となり、元日はお世話になった人たちにメールなどを送りつつ、主に子どもたちと一緒に過ごしました。

ブログなども読み返してみましたが、ここ数年は「一年の目標!」みたいなものをかっちり数字で立てることをしてませんでした。

学生時代や20代はたくさんの数字目標を意識高く年始のブログに並べていた時期もあったものの(苦笑)、あまり自分にはそういうのが意味がないのかもなあと。(人によるとは思います)

特定の数値目標を追うというより、何が起こるかわからない中で、飛んできた球を貪欲に打ち返していく。与えられたミッションを確実にこなす。

そのための力を、心技体ともに研ぎ澄ませておく。

そんなことが自分に向いているのかなあと、齢40歳を手前に改めて思う次第です。

ちょっと話がそれるのですが、関連して。

統一地方選挙の候補者発掘をしながら色々な人の相談に乗っていると、

「私、そんなに政治家として強くやりたいことがあるわけではないんです…」
「みなさん強い信念があるみたいだから、私みたいな人がなれるとは思えない」

という話をよく受けます。確かに、政治家を目指す強い信念があって、目標も明確である方が良いと思います。逆境に直面したときに、そういう人のほうが折れにくいですからね。

ただ一方で、信念とかやりたいことが強くなければ政治家として大成できないかというと、そうでもない

「出たい人より、出したい人」

というのは政界に長く伝わる格言の一つですし、「政治家なんてなる気はまったくなかったけど、周りに推されて流れで…」という方が大活躍するのもまたこの政治の世界。

実際、私だって改めて聞かれるたびに思うけど、強い信念や確固とした政策目標があるかと言われれば微妙です(苦笑)。

どれだけ信念が強くても仕事ができなければ意味がないわけで、それより大事なのは実務能力人間力だったりする。

実際、直近の例でいえば旧統一教会にかかる「被害者救済法案」やそれに付随する社会問題も、私の中では当初まったく視野に入っていないものでした。

しかし立場や実務能力上、私が法案策定を担当することになり、実際に被害者の話しを聞くうちに強い思いが芽生え、最後は誰よりもこの問題にコミットし、法案成立という一定の成果を残すことができました。

なので、政治の世界においても「まずやってみる」「興味がない・自信がないことでも、オファーを受けたら全力で引き受けて結果を出す」ことは極めて重要で、このあたりは民間・ビジネスでも同じことなんだと思います。

元日なので取止めもなく筆を走らせましたが、

しゃきっと走って一年がスタート。目標は立てないといいつつ、

・2月の大阪マラソンを完走する(できれば4時間半~5時間くらいで)
・4月の統一地方選挙では都内の地方議員を3倍増、維新全体で600名以上
・ブログとYouTubeは365日更新する!

くらいはコミット・宣言しておきたいと思います(笑)。

それでは本年も何とぞよろしくお願いいたします!

音喜多駿

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音喜多駿

おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 41歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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