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2023年、解散総選挙はありえるか?政界カレンダーとともに分析する

日々のこと

こんばんは、音喜多駿(日本維新の会 参議院議員 / 東京都選出)です。

元日の報道は政局ネタも盛りだくさんで読み応えがありますね。まあ紙面じゃなくてほぼデジタルで見ているんですが…。

岸田首相、逆風克服か失速か 解散へ駆け引き、人事も焦点―23年政局展望(時事通信)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022123100217&g=pol
支持率低迷の岸田政権…ナゼ「岸田おろし」は起こらないのか? ポスト岸田の現状から分析(日テレ)
https://news.yahoo.co.jp/articles/c8d4c5a4560b9f7ae58856ca085e5713215e0323
首相「増税前選挙」発言に波紋、周辺が火消し…自民幹部「解散するにしても来年は早すぎる」(読売新聞、12月31日)
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20221231-OYT1T50001/

最後は昨年末の記事ですが、岸田総理の発言によって「いつ選挙が起きても、2023年中に解散があってもおかしくない」モードに突入しています。

【主な政界スケジュール】

1月 通常国会スタート
4月 統一地方選挙
5月 広島サミット
6月 通常国会閉幕
9月 臨時国会スタート
12月 臨時国会閉幕

2023年の最重要スケジュールとしては、4月の統一地方選挙と5月広島サミットです。この2つが終わるとまさにいつでも「解散が打てる(あるいは打たざるをえない)」という状態になります。

広島サミット後の6月、通常国会の終盤か。
あるいは秋~冬の臨時国会中(年末あたり、年始もありえる)か。

この2つをベンチマークに、野党としても準備を進めていくことになります。

しかしながら、結局は解散総選挙は行われないという観測も根強くあります。

それこそが冒頭の日テレ記事にもあるような「ポスト岸田不在」論です。

実力やポジションともに申し分のない茂木幹事長は、国民的人気や知名度から選挙に不安がある。
国民的人気や知名度に申し分のない河野太郎大臣は、党内における人望や調整力に欠ける。

というわけで衆目の一致する、自民党が選挙に勝てそうな新たな顔がいない上に、今の厳しい状況は火中の栗を拾うことにもなります。

ただ、野党側も政権交代を迫れるような強みを見せられていないのも事実。そうなると「負けが少ないうちに解散総選挙」という力学も働きます。

われわれ野党としては存在感を高め、総理の解散総選挙のタイミングを「狂わす」くらいの圧力をかけていかなければなりません。

着実に一歩ずつ、やるべきことをやって前に進んでいきたいと思います。

それでは、また明日。

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音喜多駿

おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 40歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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