こんばんは、音喜多駿(日本維新の会 参議院議員 / 東京都選出)です。
9月27日に行われる安倍晋三元総理の「国葬儀」への案内状が届き始めました。日本維新の会としては、基本的に所属議員の「出席」を認める方針を固めています(所属議員への出席強制はありません)。
維新は国葬(国葬儀)について当初より容認の姿勢を示してきましたが、岸田内閣がここまであまりにも説明責任・情報公開を怠ってきたことは大きな問題であると考えています。
8月の臨時国会時点である程度の予算を示し、国会審議に応じていればここまで反対世論が高まることはなかったと思いますし、結果として松井一郎・前代表が懸念した通り、
「反対する人が沢山でて、遺族も安らかに故人を見送れない」
ような状況になってしまったことは忸怩たる思いです。この点は誠に遺憾ではありますが、
・先の閉会中審議で総理出席による質疑が行われたこと
・その中で今後の基準づくりについても一定の前向きな姿勢が示されたこと
・いずれにしても国葬儀が行われる以上、功績を残した故人に敬意を示すべきであること
などに鑑み、所属議員の出席を認める結論に至ったものです。
熊谷知事が指摘している通り、今回の国葬儀は基準がないがゆえに、内閣・自民党合同葬と異なり弔意表明を求めない一段下の対応になるなど、政府の対応は非常にちぐはぐです。
そもそも国葬儀とは何なのか。どのような基準で、どのように執り行うのか。
臨時国会でもこの点については、今後に向けて建設的に提案をしていきたいと考えてみます。
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また逆に「欠席」を決めた政党では、所属国会議員が次々と欠席表明をされているようです。蓮舫議員や辻元清美議員は、招待状をSNSにアップして欠席宣言をされたことが話題になりました。
もちろん政治的主張は自由ですが、こと故人を見送る葬儀においてそうした行いというのは、文字通り水を差す行為以外の何物でもない気はします…。
一方で、弔意は強制されるものではないことが、この一事からもおわかりいただけたと思います。
弔意を示したくない方に何かを促すことはせず、私自身は国葬儀には出席をして故人に敬意と弔意を示す次第です。
それでは、また明日。
おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 41歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)」
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