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参院選・県知事選挙を前に、沖縄の県民意識にも変化?問われる政治家たちの力量と姿勢

日々のこと

こんばんは、音喜多駿(日本維新の会 参議院議員 / 東京都選出)です。

本日は藤田あきら政調会長代行・梅村さとし参議院議員とともに、「沖縄維新政治塾」で第一回講師を務めさせていただきました。

沖縄は9月に選挙が行われる自治体が多いとのことで、参加者もすでに臨戦モード。活発な質疑応答・意見交換が行われました。

残念ながら今日現在では沖縄県内に維新の現職地方議員はいないものの、年内に複数の地方議員が誕生するよう、政策面などからしっかりとバックアップをしていきたいと思います。

さて、維新塾の終了後は県内で活動する福祉団体や政治関係者との意見交換会。

昨年の衆院選前に沖縄にきた時もそうでしたが、予想以上に現在の県政やデニー知事に対する厳しい意見が目立つように感じます(もちろん私たちの政治スタンスがいわゆる「保守」よりなので、相手もそのつもりで話すというのはある)。

沖縄振興予算、10年ぶりに3千億割れ 政権、知事選控え揺さぶり?
https://www.asahi.com/articles/ASPDQ6GF9PDQUTFK010.html

>政府はこれまで、辺野古移設に対する知事のスタンスによって振興予算を増減させてきた。(中略)

>玉城氏は11月、首相に3千億円台の維持を要望。しかし、自民党の沖縄振興調査会メンバーは「あくまで辺野古移設を認めた仲井真知事との約束だった」と突き放し、政府関係者も「普通の予算編成ではない。政治的な判断」と明かす。

政府からの沖縄に対する振興予算は減額の一途を辿っており、これに直接的な影響を受ける自治体関係者や業界関係者からは不安の声が上がり続けています。必然、

「基地問題一辺倒で、政府に何でも反対ではダメだ」
「基地問題も重要だが、政府と適宜交渉して予算や事業を勝ち取ってくる政治家が必要だ」

という声が大きくなるわけですね。

まさに政府の狙い通りの「揺さぶり」であり、必要な予算の積み上げや生活者のためではなく政治事情で予算が差配されるのは望ましいことではありません。

一方で、私も外交防衛委員会で沖縄選出の参議院議員と一緒で質疑を毎回拝見していますが、とにかく自分の強硬な意見を政府にぶつけて「ゼロ回答」という対立場面が目立ちます。

というかほぼすべてそれで、時に法案審議の質疑時間でも法案ガン無視で沖縄問題に時間が費やされ、結論ありきのイデオロギーチックな対立論も多く…。

県選出の政治家がこういうスタンスでは、政府に県民の声を届けて向き合うのは難しいのではないかなあと率直に感じる次第です。

自民県連は古謝氏 オール沖縄は伊波氏 参院選沖縄の構図固まる
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1481178.html

こうした事情も受けて、革新勢力の二期目再選を目指す定数1の沖縄県選挙区は今回は激戦が予想されています。自民党はフレッシュな元官僚の若手候補を擁立し、この結果は次の県知事選挙を占うものでもあります。

こうした中で与党か野党か、革新か保守か、基地に是か非かという二項対立ではなく、是々非々で県民のために政治を前に進める勢力が必要ではないかという想いを強くするばかりです。

維新は現在のところ、まだ残念ながら選挙区候補の擁立には至っておりませんが、県民のためになる最適な行動が取れるようギリギリまで邁進をしてまいります。

それでは、また明日。

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音喜多駿

おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 41歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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