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参院選開始まで残り2ヶ月、維新の政調会は何を担うのか?~マニフェスト策定への道~

日々のこと

こんばんは、音喜多駿(日本維新の会 参議院議員 / 東京都選出)です。

今週も国会日程に党務や参院選に向けた政治活動と怒涛の1週間でした。もう4月が終盤とは信じがたい…!

参院選の公示日と見込まれている6月22日まで残すところ2ヶ月間となり、党政調会としては参院選マニフェスト策定に向けて佳境を迎えます。

月に1回の党政調会(ネット中継あり)でもご報告しておりますが、国会活動と違ってなかなかニュースにならない党政調は

「何をしているの?」

と思われる方が(党内も含めて)多いと思うので、改めてここまでの参院選マニフェスト策定に向けての軌跡を振り返っておきます。

【1月】
党政調会の新体制および「参院選マニフェストPT(プロジェクトチーム)」が正式発足

【2月】
参院選マニフェストについて自由討議。党政調会メンバー(各総支部≒地方議員団・国会地方議員団の政策責任者)を通じて全総支部・議員団・特別党員の意見を吸い上げながら、分野毎の「分科会」を設置して議論を深めてはどうかとの提案を受け、体制とスケジュールを策定。

【3月1日~20日】
各総支部・議員団へ「第一期 参院選マニフェスト意見募集」として、議員・特別党員内での意見集約と提出を依頼

【3月30日~4月8日】
いったん吸い上げたマニフェストへの改善案・新規案を整理しつつ、各総支部・議員団へ「第二期 参院選マニフェスト意見募集」を依頼。

【4月1日~現在】
第一期・第二期意見募集で集まった意見を政策テーマに分けて、分科会A・B・Cと3つのテーブルを設けて毎週水曜にマニフェスト改善案を検討中。←イマココ!1

【4月21日~4月末】
第一期・第二期では提案しきれなかった政策案を出したいとの要望を受け、最終便として「第三期 参院選マニフェスト意見募集」を実施中。←イマココ!2

このように2月から全体での自由討議を継続しつつ、3月からは3タームと3分科会に分けて各総支部・各議員団との間における意見集約や検討を行っています。

党大会資料より

維新は他の伝統的な大政党のように国会議員をヒエラルキーの頂点とした組織ではなく、地方議員と国会議員は対等で水平的な役割分担をする組織

一方で大型国政選挙においては、どうしても国会議員ばかりが中心的に議論をしてきたというこれまでの反省点も踏まえて、現政調会の体制ではより丁寧な意見集約と意思決定を目指しています。

自民党などでも高市早苗政調会長が「全国政調会議」を開催し、地方からの意見を吸い上げていますが、あくまで「地方の意見を聞いた上で、最後は国会議員たちが決める」という組織体制。

一方で維新は、「国会議員と地方議員ができるだけ同じテーブルで意見を出しあいつつ、地方議員も入った党政調会で取りまとめ・意思決定を行う」ことが違いであり、維新の個性・強みであると考えています。

明日23日も日本維新の会公式チャンネルにて、そんな党政調会の様子を中継しますので、ぜひご注目をいただければ幸いです。

日本維新の会 公式チャンネル
https://www.youtube.com/c/OishinJpn/featured

前述のスケジュール通り、4月末を目処に各総支部・各議員団からそれぞれマニフェスト策定に向けた意見案が提出されます。

それらを受けて実質、参院選前に政策的な準備ができる最後の1ヶ月となる5月中に党政調会にてフラットな視点で取りまとめ・意思決定を行っていきたいと思います。

維新所属の議員各位・特別党員皆さまは、ご意見を所属総支部・議員団の政調会長・政策責任者までぜひお伝えください!

それでは、また明日。

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音喜多駿

おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 41歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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