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「万博は政府の事業。金がほしければ自民党に頭を下げにこい」自民党・太田房江議員の信じがたい傲慢発言を問う

日々のこと

こんばんは、音喜多駿(日本維新の会 参議院議員 / 東京都選出)です。

元大阪府知事で自民党・参議院議員の太田房江さんが驚きの発言をされていました。

いわく、

「大阪・関西万博は政府の事業。勘違いして目立とうとするな。市長と府知事はもっと自民党に頭を下げにこい。そうしたら追加でお金を出してやる」(要旨)

とのことです。上記は私なりの受け止めですが、ニュアンスも含めてだいたい合っていると思います。核心部分の字幕動画は下記の通り。

これは極めて残念かつ問題のある発言だと思います。

財源と権限をグリップして地方自治体や事業者を支配下に置いてきた、ただしく昭和の古い政治の価値観そのものであり、中央集権が骨の髄まで染み付いた考え方です。

あからさまにお金(追加の出資)の話まで持ち出して、自民党にお願いに来いと言っているわけですから、こういう人が選挙の時に支援団体にどういうことを言っているのかは容易に想像がつきます

その後、予算措置でバラマキが行われているということも。

この体質がまさに、この国の政治が抱える宿痾(治らぬ病)であることを端的に示しているのではないでしょうか。

そもそも飯田サトシ市議が指摘しているように、たしかに大元は政府の事業であったとしても、費用負担は国・政府・民間が3分の1ずつの出資となっています。

百歩譲って全額を国が負担しているおんぶに抱っこの事業であればまだしも、政府与党・自民党所属だからといって、偉そうにお願いに来いと言えるものなのでしょうか。

政府が国にしかできない外交などでリーダーシップを担いながらも、ボトムアップで地方自治体や民間事業者の協力を得ながらワンチームを作り上げていく。

こうした謙虚な姿勢こそ政府与党やその所属議員には求められるのではないでしょうか。

そもそもこの発言をした当該議員を含めて、大阪自民党は万博誘致には反対という立場でしたから、謙虚な姿勢も何も成功自体を実は望んでいないのかもしれませんね…。

こうした無責任な態度や足の引っ張り合いに負けず、国政維新としても全力で地方自治体や事業者をバックアップし、大阪・関西万博の成功に向けて力を尽くしてまいります。

それでは、また明日。

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音喜多駿

おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 40歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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