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原英史さん、森ゆうこ議員に名誉毀損・プライバシー侵害で無事に勝訴。所属政党と国会も真摯な対応を

日々のこと

こんばんは、音喜多駿(日本維新の会 参議院議員 / 東京都選出)です。

原英史氏、森ゆうこ氏に勝訴!東京地裁、名誉毀損とプライバシー侵害認め賠償命令
https://sakisiru.jp/23534

2019年に立憲民主党・森ゆうこ議員が誤った前提で書かれた毎日新聞の記事を元に、国会質疑内で原英史さんを公然と糾弾・名誉毀損したこの問題。

国会内での発言は「免責特権」によって守られているものの、森議員が個人のSNSで発信した内容に対して訴訟をした裁判が東京地裁で結審し、森ゆうこ議員には34万円の賠償責任が認められました

至極まっとうな結果であり、改めてここまで闘われた原英史さんに敬意を表します。

あしかけ2年以上がかかり、それでも賠償金額は数十万円程度というところに無念を感じざるを得ませんが、名誉回復という点では非常に大きな判決と言えるでしょう。

一方で、まだこれで終わりではありません。

森ゆうこ議員は控訴を断念し、所属政党である立憲民主党ともどもご本人に真摯な謝罪をするべきでしょう。

参院選前なので、自らの非を認めず控訴する可能性が高い(そうすれば参院選後まで結論を先延ばしにはできる)とも言われていますが、民間人である原さんにこれ以上の負担を負わせるべきではありません。

そして国会にも大きな課題が残ります。

国会議員の不逮捕特権は、議員が政府・権力者と対峙する上で現代でもなお意味を持つものと承知していますが、国会議員が民間人を攻撃することを前提とされているものではありません

そうしたときは国会が懲罰動議を発動するなど自浄作用を果たすべきであり、維新はそのような申し入れも2019年11月に行っておりますが、残念ながらそれも機能不全という状態です。

免責特権があるから…で思考停止せず、国会内で議員という「権力者」が民間人を安易に貶めた場合にどのように対応するのか、新たなルール作りが必要ではないでしょうか。

今回の判決内容を奇貨とし、こうした面からも国会改革が進んでいくよう、引き続き働きかけを続けて参ります。

それでは、また明日。

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音喜多駿

おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 40歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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