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安倍前首相に不起訴報道→国会招致へ。検察のリーク?流れるような展開に感じるどうしようもない胡散臭さ

日々のこと

こんばんは、音喜多駿(参議院議員 / 東京都選出)です。

ここ数日、立て続けに安倍前首相に関する報道が続いています。桜を見る会への金銭補填疑惑は「不起訴」となる見込みであり、年内にも国会招致を実現して説明を果たすそうです。

安倍前首相を不起訴処分へ 本人聴取踏まえ、年内にも最終判断 東京地検特捜部
https://mainichi.jp/articles/20201218/k00/00m/040/286000c
安倍前首相、年内にも国会で説明か 与党は幕引きを急ぐ
https://www.asahi.com/articles/ASNDL65C8NDLUTFK015.html

もう世間もマスコミも完全に麻痺していますが、「不起訴見込み」とかどこから情報がリークされているんでしょうか?検察筋以外知っているわけがない情報です。

今回の一連の流れも読売新聞・NHKから特報がスタートして「流れ」が作られました。

検察が正式に発表する前に世論の「地ならし」がされていく。こういう社会には強い違和感を覚えますし、警鐘を鳴らさなければならないのではないでしょうか。

そしてこれを受けて、与党が拒み続けていた安倍前首相の国会招致を承諾へ。

公職選挙法での立件はなく、政治資金法で秘書・会計責任者のみが立件。この展開では世論が収まらないと判断し、多少のダメージを負いつつも「損切り」をして決着をつけようということでしょう。

この展開も検察不起訴報道と合わせて起こっていることから、何らかの確度が高い情報に基づいて事前に手が打たれていると考えるのが自然だと思います。

国会招致に応じて説明責任を果たすことは、やらないよりは勿論やった方がいいことだと思いますが、こちらも違和感がなんだか拭えませんし、やるならば最初から国会招致に応じて欲しかったの一言です。

安倍前首相や政府をただ批判するだけではなく、構造として「なんだかおかしい」ことも指摘・改善していかなければ、また疑惑が生じると似たようなことが繰り返されます。

度重なる検察からの情報漏えい疑惑については、私もいずれかのタイミングで国会質疑などでも取り上げていきたいと思います。

それでは、また明日。

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音喜多駿

おときた駿
参議院議員(東京都選挙区) 40歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。
三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会)
ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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