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初めての首班(内閣総理大臣)指名選挙。記名投票に見られるドラマとは…?

日々のこと

こんばんは、音喜多駿(参議院議員 / 東京都選出)です。


(首班指名選挙後、内閣総理大臣に選出された菅新総理と会派控室にて)

本日は衆参本会議で内閣総理大臣指名選挙、いわゆる「首班指名(選挙)」が行われました。

なぜ通称「首班指名」と言われるかというと、旧憲法下においては内閣総理大臣のことを「各大臣の首班」と呼んでいた慣習からだそうです。

国会でもっとも重みのある投票・採決の一つであることから、挙手や起立ではなく完全な記名投票で行われます。よって誰が誰に投票したかは事後に明らかとなり、ここに様々なドラマ、あるいは珍事件が起こります。

自民・関口参院議員会長が白票 「間違えて予備の用紙を…」(産経新聞)
https://www.sankei.com/politics/news/200916/plt2009160031-n1.html

今回もベテラン議員が、予備の用紙を持っていって投票するという謎の事故を起こしつつ(何故だ…)。

首班指名はそれぞれの会派が自分たちのトップに票を集めることが通例なのですが、衆議院では小泉進次郎氏に1票、参議院では伊藤たかえ氏(国民)に1票とイレギュラーな票が入り、議場にどよめきが起こりました。

かつては横粂勝仁代議士(当時)が「私のほうが総理にふさわしい」と自分自身の名前を書いて投票したことが話題となり、その再来かとも噂されたのですが。

結論から言うと小泉氏に入れたのは丸山穂高議員、伊藤氏に入れたのは寺田静香議員(無所属)だったようです。

確かに無所属であれば会派拘束に縛られることはありませんが、多くの無所属議員もどこかの会派と足並みを揃えるので、意外な投票行動(ゆえに話題になる)と言えます。

入れられた方は、悪目立ちになって嫌な思いをするんじゃないかな…と思いましたが、

当人同士は納得されていて、私の杞憂だったようです。失礼いたしました。

小泉純一郎氏の方については、ノーコメントにしておきます(苦笑)。

さて、参議院は他にも白票(棄権票)を入れた方がおり、そのうちの一人は新・国民民主党の議員(柳田稔氏)だったようです。

参考:参院HPの投票結果
https://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/vote/202/202-0917-v001.pdf

伊藤たかえ氏への票はご本人や自党の議員からのものではなかったものの、こちらは造反行為であり、気骨のある投票行動であると感じます。

というのも、国民民主党はせっかく合流立憲民主党に行かず「独自路線」を選択したのに、今回は共産党とともに立憲民主党の「枝野幸男」代表へ首班指名投票で足並みを揃えることで合意していたからです。

ご自身たちが誇っているように、これはけっこう(悪い方に)凄いことで、どう言い繕おうとも共産党と政権構想をともに抱く意思があるということです。

何度も述べている通り、共産主義の看板を下ろさず、日米安保や自衛隊、皇室制度を認めない共産党を含む政治勢力は現実的な政権交代の選択肢にはなりえないし、なるべきでもないと私は考えます。

こうした投票行動に対して、党内から反発が起こるのは必然と言えます。

他の人はよく我慢・納得したなあと思いますし、党のブランディングを考えても、ここは自分たちの代表「玉木雄一郎」と書くべきだったのではないでしょうか。

なお、日本維新の会は衆参ともに一致して共同代表である「片山虎之助」議員に票を投じています。念の為。(造反してませんよ!)

保守二大政党を目指していた一部野党の政治家たちは自分の選挙のために魂を売り、政権を獲る気のない万年野党・ビジネス野党化が加速

国会に緊張感を・国民に選択肢をもたらすために、維新の存在はますます重要になると身が引きしまるばかりです。

首班指名終了後は、新旧総理大臣が会派控室に来訪されました。

改めて安倍前総理に感謝の意を表しますとともに、菅新総理にもお祝いを申し上げ、我々も建設的な政治勢力として切磋琢磨できるよう努力をして参りたいと思います。

それでは、また明日。

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おときた駿

音喜多駿/おときたしゅん
参議院議員(東京都選挙区) 37歳
1983年東京都北区生まれ。海城中・高校→早稲田大学政治経済学部を卒業後、モエヘネシー・ルイヴィトングループで7年間のビジネス経験を経て、都議会議員に(二期)。地域政党「あたらしい党」代表。ネットを中心に積極的な情報発信を行い、政治や都政に関するテレビ出演、著書も多数。37歳、二児の父。日本維新の会から公認を受けた参院選にて初当選、参議院議員に。ネットを中心に積極的な情報発信を行い、日本初のブロガー議員として活動中。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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