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「指定感染症解除」は新型コロナを甘く見ているわけではない。多くの人を助けるためにこそ、解除と5類分類の決断を!

日々のこと

こんばんは、音喜多駿(参議院議員 / 東京都選出)です。

今週、国会では閉会中審査でいくつかの委員会が行われておりまして、昨日は現役医師でもある梅村さとし議員が会派を代表して厚労委員会で質疑に立ちました。

「指定感染症を外した方が、より多くの人を助けられるのではないか?」

という内容でして、指定感染症とその是非についてはこれまでも過去ブログ等で発信してきました。

参考過去記事:
PCR検査を圧倒的に拡大して経済を回すなら、指定感染症(2類相当)から外すべきでは

https://otokitashun.com/blog/daily/23960/

上記と合わせて梅村議員の質疑も(15分程度ですので)ぜひ見ていただきたいのですが、「動画なんて見ない!テキスト派だ!」という方のために要点をまとめておきます。

●指定感染症は一例残らず「報告義務」があることから、負担が非常に大きく医療資源を逼迫する

●情報管理だけで保健所がパンクするし、PCR検査も行政主体の「行政検査」になるので検査数を増やしづらい。指定感染症における疫学調査等の理由から、医療機関は「委託契約」を自治体と結ぶ必要があり、事後にも可能だがそんな面倒なことは実際にはやらない(ので検査は増えない)

●何より、これから季節性インフルエンザが流行る。インフルの検査で来院して、陰性となった場合は新型コロナの疑似症例となる。新型コロナが「指定感染症」のままだと5類感染症である季節性インフルの「上」扱いになるため、すべての検査患者を「新型コロナの疑いあり」として保健所に相談・対応する必要が出てきて、医療現場が大混乱に陥るのではないか

●指定感染症のメリットとしてあげられる入院隔離は、現時点で実態としては全例で行われていない。施設の消毒についても、クラスター対応がメインでもはや全例についてやっていない。

●指定感染症を解除するとは、決してコロナを「甘くみている」というわけではない。ここまで市中感染が広がった以上、実態に合わせた対応をする方が保健所・医療現場の負担軽減、PCR検査の拡充、季節性インフルへのスムーズな対応等のメリットが大きく、一人でも多くの人を救うことにつながる。

重要なのは特に、最後にまとめた点だと思います。指定感染症の解除というのは俗に言われる

「コロナは風邪!たいしたことないのだから、もうビビるのはやめて普通に経済を回すべき!」

という根拠によるものではなくて、むしろ医療的な観点、「一人でも多くの人を助ける・命を救う」という理由からも行われるべきだと言うことです。

これに加えて指定感染症が解除(感染症法における5類に分類)されれば、今のように全数報告による陽性者が過剰にワイドショーで報じられることもなくなり、経済活動が必要以上に萎縮する状況が改善されることも期待できます。

前述の梅村議員からの指摘について、どれも厚労省は「専門家と検討する、あるいは検討中」というばかりの答弁でしたが、まさにここが一刻を争う判断が必要な部分。

引き続き、特措法改正も含めた現実的かつ実行可能な政策を提言して参ります。

それでは、また明日。

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おときた駿

音喜多駿/おときたしゅん
参議院議員(東京都選挙区) 37歳
1983年東京都北区生まれ。海城中・高校→早稲田大学政治経済学部を卒業後、モエヘネシー・ルイヴィトングループで7年間のビジネス経験を経て、都議会議員に(二期)。地域政党「あたらしい党」代表。ネットを中心に積極的な情報発信を行い、政治や都政に関するテレビ出演、著書も多数。37歳、二児の父。日本維新の会から公認を受けた参院選にて初当選、参議院議員に。ネットを中心に積極的な情報発信を行い、日本初のブロガー議員として活動中。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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